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2010年5月12日 (水)

術後4周年

 4月末で、胃の全摘出手術をしてから4年が経過した。
 肺へ転移告知を受けて2年余が過ぎたが、幸いにも何とか生き延びている。

 4年前の手術では脾臓と胆嚢を切除し、胃と接した膵臓の一部を浸潤防止の為に削った。
 胆嚢は長年あった胆石の塊を除去するためで、脾臓は貧血や出血傾向を防ぐために摘出された。原因不明の出血は無くなったが、ヘモグロビン値は常に正常値を割っている。
 成人で11~17が正常な所が、常に10以下の低位安定だったが、3月の検診で8,5とひどい貧血状態だった。この為3月末から貧血の治療を続けている。

 そういえばヘモグロビンの値は年末ころから下がっているのでは?とシバシバ感じながら推移した。自転車で平和大橋渡る際に橋の袂の坂を上がるのに少し息切れを感じていた。
 大して苦痛は無いので、そのままにしていた。4年前の手術前、朝起きがけにふら付いたり布団の上げ下げでしんどかったり、少し動くと呼吸や脈が早まった。案の定、検査結果7-2と異常に低い値で為緊急入院した事があった。

 貧血は女性に多いが、成人男性には少ない。赤血球は血流に乗って酸素を全身に運ぶ働きをしており、これが足りなくなると十分な酸素を運ぶには血流量自体を増やしたり、呼吸量を増やすことで代えなければならない…。

 中学3年から高校生時代に年に1~2度、とてつもなく大量の鼻血が出て医者の往診を頼んだ事がある。たいてい春の時期だったように思う。
 体質的なものが尾を引いているのか?分からないが、脾臓の切除以後一度だけ下血があり、短期入院して検査をしたが分からなかった。しかし、それ以後、理由のはっきりしない終結や下血は無い。

 今回の貧血に対しては大学病院に通わず、昔から知り合いの近場の医院で週一回の鉄分の血管注射で補強をしている。5回済んだ4月末のチェックでヘモグロビン値は9.3で、意外に低く後しばらく継続することとなった。

 人の体はおかしなもので、低位の数値が続くとそこに慣れて、あまりシンドイとか苦しいと思わなくなる…らしい。しかし、それは怖い事でもあるので、今回は10を目標に治療している。8月末のCTチェックまでに少し気長な治療を進める事になる。

 がん患者のチェックポイントは一般的にまず5年と言われている?
 胃から肺への転移の次に、一般的には脳への転移が多いと言われている。幸い、と言うか今のところは、それは無いが、手に足腰は着実に加齢?現象が顕著になっている。
 あれこれと余分な事は考えず、来年の満5年を目指して与えられた余命を繋げていきたい…と思う。

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コメント

グランパさん。毎回ドキドキしながら、読んでます。来年ご一緒にお祝いしましょうね!!! まだまだ五年先、十年先と、ご活躍されることを祈ってますよ!! (●^^●)

なつ♪様 ありがとう。あなたも来年5周年ですか?ぜひ、のんびり踏ん張ってご一緒しましょう。ご健闘を祈ります。

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