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2010年4月 6日 (火)

窯元の仕事

 西条の実家は弟が陶芸の窯を開いて間もなく30年になる。
 マツダで翻訳や通訳の仕事をしていた5歳下の弟は昭和50年に退職し、島根県の斐川町の出西窯で6年余の修行をした後“無二窯”と名乗る民芸窯を開いた。

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 電気釜にガス窯も使うがここ数年は薪で焼く平窯を専ら使っている。当然、燃料は松を中心にした木材で間伐の樹があれば遠くまで出かけて確保するのが大変なようだ。チェーンソウで適当な長さに切った後は薪割がひと苦労だった。
 ところが最近は薪割り機がある。油圧を使ってかなり大きな丸太も楽々と割ることが出来る。機械の薪割りも使い方次第で根本の側から斧が入るようにセットすれば樹の自然力を活かして楽に割れる。

 年に3回の火入れは四昼夜に渡って薪を焚き続ける。写真にある位の薪が一度の窯焚きに必要で、その上に結構な労力と時間を要するようだ。陶芸家の仕事は容器の制作と乾燥に加えてこうした下準備に費やする。土をこねる作業も重労働だがこれら諸々の準備作業はことごとく重労働だ。
 しかし、物を作りあげる喜びは何物にも代え難い制作者冥利に尽きることが長続きの素のようだ。

 年に一度、福屋八丁堀店の画廊での個展やGW前後に福屋で開かれている郷土作家展に出品してきた。7階の陶芸品売り場に小さな無二窯コーナーを設けて頂いていたが、今は撤退している。この他、年に数回の個展を維持してきたが、この業界にも不況の波は大きく、しばらく個展は休んでいたが、この秋3年ぶりに9月9日から福屋での個展を開くようだ。

 NHKの陶芸教室の講師を長らく務めている他、自宅の工房でも地元の人を中心に教室を持っている。陶芸教室も若者の姿が減り、専らリタイア―組の高齢者とご婦人のようだ。

 何はともあれ、定年がない仕事だが体力勝負の仕事でもある。ゆっくりのんびり構えて息長く自分の作風を大事に踏ん張って欲しいと思う。
無二窯:佐々木求・東広島市西条町寺家3713  Tel:0824-22-0848 携帯:090-7508-2948

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