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2010年3月19日 (金)

“原発建設の踏み絵?”上関町が地域振興券を配布

 中国電力が原発建設計画を進めている山口県の上関町は来年度「中電の寄付金を基にした基金」から、全町民に一人2万円の地域振興券を配る計画を進めている。
 町会議員選挙で賛成派が増えたご褒美?なのか。それにしてもあからさまな住民に対する“原発賛否の踏み絵”であり“飴の政策”は歓迎されるのだろうか?

 事業費は全町民0歳児から全員3600人を対象に配布する為に7500万円が必要になる。資金は‘07年~’09年に中電から寄付された18億円の積み立てたてや、原発計画を巡って‘08年までに国からの交付金や補助金41億円を受けて作った「上関支えあい基金」。
 同町はこれを取り崩し、「商工業の振興と住民の生活支援」として、「花咲く海の町振興券」と名付けて1枚1,000円の券20枚綴りが配られる。使用は町内に限定され、生活用品の購入や灯油やガス代、散髪や食料品の購入に使える。実際の配布は秋頃になる見通しで、町内の店舗100ケ所での使用を用意する計画のようだ。

 同町はこれまでにこの基金を活用して小学生以下の医療費の無料化や高齢者のバス運賃の補助などを行ったが、町民に直接商品券を還元するのは初めてで、予算案は10日からの町議会で審議する。原発建設計画浮上から28年、海面埋め立て着工を巡って重大な局面を迎えている上関町。
 町内には原発建設の賛否を巡る対立が長年続いており、反対派からは福祉施設など長く町民全体に役立つ施設の充実に役立てるべきと言う意見も強い。また「金で人の心を買うやり方」と反発や批判の声が出ている…という。
 当然の反発で、いかにも中電の差し金…と揶揄されても仕方ない方法は感心できない、昔ながらの時代遅れの〝札束で頬を殴る“ゴリ押し戦術と言われても仕方あるまい。
 広島の中電本社前では支援者が反対の”ハンスト“準備中。今後の町民の対応が見守られ…。

 嘗て、地方自治体が自主財源確保のために競馬に競輪、競艇等の公営賭博の開催をして泡銭を得て、新入生に多額の入学祝や敬老金で活発な取り組をした経験がある。所が、今は公営賭博が職員を抱えて大きな荷物となって赤字経営に四苦八苦している自治体が多い。

 これに代わって、自治体を潤す確かな独自の財源と言えば“原発”しかない。未だに使用済み燃料の安全性は確立されておらず「CO2を出さないクリーンエネルギー」の電力会社のCMに国民は慣れさされて問題意識が薄くなっているが信頼出来る状況ではない。
 太陽や波動に風力などまだこれから開発が期待されるクリーンエネルギーはある。
 上関町の新事業の荒っぽさを、よそ事と考えないで、身近な問題として考えてみる必要がある。そのヒントは県内上映会が迫ってきた映画「東京原発」にある…。

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コメント

原発が造られようとする地域が活性化するでしょうか?原発財源で何が変わるり、何を失うか!原発のある地域に人は集まらない。事故が起こればその地域 の人の生命、農業、水産、自然は元には戻らない。この国は原発を多く造ろうとしている。金をバラまき原発を造る。金儲けの原発はいらない。国もクリーンエネルギーと言うならば太陽光発電、風力発電等を推進するべき時だ。島根原発、ずさんな管理ですね~。たまたま日本では大きな事故が起こってはいないが、いつか起きると感じるのは自分だけだろうか!

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