『平和五輪』巡り市民が討論
広島市が招致を目指す2020年の夏季五輪について市民が語り合う会が開かれた。
この会は「平和五輪」に対する疑問や不安などの問題を市民の立場から探ろうという“ひろしま市民の 市民による 市民のための タウンミーティング”を掲げた市民グループが呼び掛けた。友人に誘われて参加し、関係書を含めて20人が出席した。
集会では、まず呼びかけ人代表が五輪を巡る市民の声が聞こえない、招致・開催費用が重くのしかかって来るのではないか?市長や行政はもっと市民の声を聞く必要がある。計画の概要、規模や予算など市民の立場から分かりやすい情報の提供とそれに対する率直な意見を反映する場が欲しい…、賛否それぞれの立場からの議論を起こし関心を高めるきっかけにしてほしいと会の趣旨を説明した。
広島市の五輪招致検討の担当課長が「平和市長会議が2020年までに全ての核兵器廃絶を目指している。その実現は21世紀最大の出来事であり、その実現の年に五輪で祝福出来れば意義深い」と狙いを説明した。また、これまでの経過や長崎市の共同開催辞退の意味と今後の展望や全国自治体150団体近くの応援参加状況などを伝えた。

出席者からは規模や内容が具体的でないのにイメージが先行していないか。趣旨に反対は少ないと思うが市民負担がどれ程になるか財政負担が心配とか、現実的でない夢に大金をかけるのは疑問…などの声が出された。
五輪以外で有効なイベントは検討しているのか?賛同の声を聞く形のHPは反対の声をボイコットしている。市民の生の声を聞くHPに変える必要があるのでは?市民負担が一人当たりどれくらいになるのか示してほしい…などの注文や要望が示された。
検討委員会への市民委員の参加や市民の意見を反映できる仕組みや独自の市民委員会や市長が開くタウンミーティングや各地域での説明会の開催を要望する声も出された。
会では今後もタウンミーティングを継続する計画で、近く発言をまとめて市に提出する。広島市は来年度予算に2500万円の招致計画検討の事業費を計上する。核兵器の廃絶を目指す運動の一環としての平和五輪の趣旨と、市民負担の軽減に市民理解の拡大に広島市の積極的な対応を求めたい。このタウンミーティングがその契機になることを期待したい。
<問い合わせ:タウンミーティング実行委員会:代表 東川繁博 090-3374-1158
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