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2010年2月 5日 (金)

オバマ来広への課題解決を!

 全米市長会議に出席した秋葉広島市長はオバマ米国大統領と面談し、広島訪問を呼び掛け「広島へ行きたい」との言質を得た。オバマ氏の来広が実現する可能性が見えてきた。
 しかし、オバマ大統領の広島訪問が実現するまでには大きな課題・難題も見えてくる。

 秋葉市長は“2020年までに核兵器を廃絶する“協力を訴えるため平和市長会の会長として全米市長会に招かれて出席。会議後の21日に米国市長会の代表と一緒にホワイトハウスを訪問した秋葉市長は短時間ながらオバマ大統領と対面し「広島におこしください」と声をかけた。大統領は『行きたいと思う』と答え、広島訪問の意志を表明した。
 
 オバマ大統領は昨年秋、APEC首脳会議へ出席途中に訪日した際『将来被爆地訪問出来たら非常に名誉だ』と訪問意欲を示していた。また、昨年春の核兵器廃絶を訴えた“プラハ演説”で「原爆投下の道義的責任」につい発言し、被爆地訪問や核廃絶への期待を高めさせていた。
今回、秋葉市長に直接明かしたことで広島訪問の実現性は大きく前進した…といえる。

 米国要人の広島訪問は‘84年にカーター元大統領が、昨年は現職の下院議長が訪問している。が、現職大統領の訪問は過去何度か検討された?が実現していない。
 今回のオバマ発言は被爆者たちに一層大きな期待を持たせた。しかし、一方で米国内には「原爆投下は戦争終結のためにやむを得なかった」との声は今も強く、退役軍人等から被爆地訪問への強い反発が予測されている。

 その背景にあるのは太平洋戦争の開戦時の日本の真珠湾奇襲という歴史が燻っている。
 昨年、天皇皇后のハワイ訪問の際に、旧日本軍の攻撃で沈没した米艦船アリゾナ記念館の訪問が検討され、戦後の日米間に横たわるわだかまりの清算と和解が実現する…と期待された。しかし、結果的には実現していない。‘94年の訪問時に「天皇の政治利用に当たる」等の反対論が尾をひている…との指摘がある点は見逃せない問題だ。

 真珠湾攻撃と原爆投下を両天秤ではかり、相殺できる問題ではない。しかし、米国内の戦中派世論は「原爆投下が戦争終結を早めて、更なる犠牲者を食い止めた」としていまだに『仕掛けた側からの謝罪が先…』との思いは強く、反発も強まることが考えられる。
 
 オバマ大統領の広島訪問の底辺には『謝罪の言葉』を求める被爆者の心情は依然強いものがある。その一方では例え謝罪の言葉はなくても、行動自体が被爆者にとって詫びになり、何よりも多くの被爆者の前で核廃絶を約束することに意味がある…との声が大きい。

 オバマ大統領は今年の秋には横浜で開かれるAPEC首脳会議に出席が予定されており、来広の機会が生まれる可能性は高い。広島訪問の実現の為に、広島は今改めて対米戦後処理の一環として、遅ればせながら日本政府に対し国を代表して天皇なり総理大臣が出来るだけ早い時期にハワイのアリゾナ記念館に出向くことを促すべきではなかろうか。
 
 双方に厳然として持ち続けられているわだかまりがある以上、それを解きほぐす役割を果たしうるのは日本側は天皇であり総理大臣で、米国側は大統領でしかない。
こうした対応には日本国内でも反発が予測されるが、まずは米国民の理解と納得を得ることこそ当面の最大の課題で、大統領の広島訪問の条件整備になり『核兵器廃絶』への道筋を整備することに通じるのではなかろうか…。

 先に仕掛けた側が相手側を納得させる方策を取るのは当然の手順だ。日本政府が先に動くことは大切な行動で、ヒロシマ・ナガサキ・被爆者は秋葉市長を先頭に勇気を持って冷静に、国に促すように取り組むべきではなかろうか…。

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