広島市とマイクロソフト社が協定締結
障害者のICT利活用に力を入れている広島市と、世界最大のソフトメーカーであるマイクロソフト社が「障害者と高齢者のICT利活用プロジェクト」を連携して実施することで協定を締結しました。
協定では、障害者や高齢者のICTリテラシーの向上、ICTを利活用した就労支援、使いやすい情報機器やソフトウェアの開発促進など、障害者や高齢者のICT利活用を促進する活動をさらに活性化させるとともに、社会参画を促進し、生活をより豊かにするための取り組みを進めるとしています。
これまでも、広島市はICT先端都市の実現を目指し、ICT利活用により市民が利便を実感できる行政サービスの提供、ICT企業や大学等と連携し、地域コミュニティの活性化など多様な分野におけるICT利活用の促進、障害者や高齢者をはじめ市民が主体となる新たなICT利活用モデルの構築等に取り組んでいます。
マイクロソフト社は言うまでもなくパソコンOSのデファクトスタンダードであるWindows、そしてビジネスには欠かせないアプリケーションソフトであるMS-Officeを開発している世界最大のソフトメーカーです。この両者の提携は、期待せずにはいられません。
また、同時期に、ソフトバンクは障害者を対象の割引き制度を拡大し、iPhoneにも適用するようです。iPhoneは視覚に依存する分かり易いタッチパネルを最大の特徴としますが、同時に視覚障害者にも使えるような音声ガイド機能も標準装備しています。
障害者や高齢者に使い易いということは、誰にでも使い易いということであり、ユニバーサルデザインの基本です。誰もが暮らし易い社会へ、ICTの利活用は益々重要になると思います。
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