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2010年2月23日 (火)

映画「負けざる者たち」

 南アフリカ共和国の初めての黒人大統領ネルソン・マンデラが人種差別を克服する第一弾にラグビーのワールドカップの優勝を目指したチーム創りを通して、選手と国民の心を一つに結ぶ軌跡を静かな感動で包む映画「インビクタス・負けざる者たち」をみた。

 ネルソン・マンデラは1994年、27年の投獄でアパルトヘイト(人種隔離政策)と闘い自由を勝ち取り、南アで初めて就任した黒人の大統領だ。
 アパルトヘイトが崩壊して間もない南アで開かれるラグビーのワールドカップが舞台の実話小説に基づく作品だ。

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 アパルトヘイトによる人種差別や経済格差が大きく残る国を纏める為ラグビーチームの再建を企てる…。ラグビーは白人、サッカーは黒人のスポーツの南ア。‘95に開かれるラグビーのワ―ルドカップを1年後に控えて、国の恥とまで言われた弱い南ア代表チームは黒人勢力の台頭で解散させ新チーム結成が決まった。
 マンデラはその会議に乗り込んで弱い白人中心の今のチームを強化して、国民が一丸になって応援できる様に働きかける。これまでの差別を乗り越えるには何時までも憎しみ合っていてはいけない、恨みを捨てて『和解と赦し』を国造り理念の最優先に置き、キャプテンに新しいチームづくりを託す。キャプテンはサッカーしか知らない貧しい黒人地域に出かけてラグビーの手解きを進め、選手を鼓舞し、国民は徐々に「和解」の気持ちを高め、国を挙げて初出場初優勝への軌跡をたどる…。

 映画はマンデラが指名した「ショウシャンクの空…」などの名優モーガン・フリーマンは“マンデラ”と見間違えるほど似通った役作りに徹している。
 30作目の記念すべき監督クリント・イーストウットはマンデラが獄中で心の支えにした詩の題名に由来する“征服されない”の意味のラテン語『インビタス・負けざる者たち』…諦めなければ我々の手で世界を変えられる…と、メッセージに熱い思いを込めている。
 ラグビーで政治を変えるの?「いや、人の心を動かしたい…」「君なら不可能を可能に変えられる…」マンデラが発する短い言葉の一言ひとことが観る者の心を繰り返し揺さぶり熱い感動がこみ上げてくる…。いわゆるスポーツ根性ものと違う必見の秀作だ。
 <問い合わせ:シネツイン(本通り)3月上旬まで上映中:082-241-7711>

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