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2009年12月27日 (日)

ダマー映画祭・広島開催への想い

 11日から3日間、広島国際会議場で米国シアトル生れの『ダマー映画祭inヒロシマ』が開かれ、映画に憧れるフアンと市民の参加で師走の広島に時ならぬ活気を見せた。

 ダマーとはヘブライ語で人にひらめきを与える比喩を意味し、人間の内面の描写方法に焦点を当てた30分前後のショートムービー作品を世界中から公募する映画祭で、新人の発掘と育成が大きな目的。米国では毎年開いて本年7回目で広島に関心の高いプロデューサー達が初めて広島に持ち込んで一年がかりの準備をしてきた。

 広島では「ココロとココロをつなぐ」をテーマに募集した作品は米国、韓国、中国など8カ国地域から120本が寄せられ、最終審査に残った10本が上映され観客も投票して最終審査した。他にも米国のダマー映画祭の入賞作品や地元の作家の作品4本も特別上映された。
 ワークショップでは米国の著名なプロデューサーや日本の新進気鋭の人気監督らと映画製作を巡るS&Qが展開され、若者の参加が目立った。

 この映画祭の実現には広島に熱い心を寄せる二人の映画人の力が大きかった。一人は岩国出身で映画「チィームバチスタの栄光」やこの夏人気を呼んだ「真夏のオリオン」等のプロデューサーの佐倉寛二郎氏と広島出身で映画「しこふんじゃった」や「北の零年」「それでもわたしはやっていない」等の美術監督の部谷京子さん。佐倉さんは米国のTV人気映画の日本語版制作に関わりダマーのスタート時から日本人唯一の審査員で参加してきた。
 部谷さんは8・6に平和公園の元安橋東詰で開く「小さな祈りの影絵展」に寄せる故郷への想いに重ねて自らの職能を通した恩返しを映画で…活かす…想いが人一倍強い。
 米国のダマーの主催者が“日本開催したい”という想いを、同じ作品に何度も取り組んできたプロデューサーと美術監督が“広島開催”で一致するのに時間は要らなかった。

 広島には2年に一度の「アニメーション・フェスティバル」が世界の3大アニメ・フェスタとして定着してきた。ダマーの主催者も故郷に映画で夢と希望を運びたい想いが強い佐倉・部谷のコンビも『ヒロシマの発信力』に期待を寄せているに違いない。ヒロシマが持つ“人類最初の被爆から核廃絶まで、人類史課題”は多く、映画がヒロシマを通じて果たすべき役割も多い…映画人が目指す普遍的な課題との共通項がある…と考えられる。

 開催準備に字幕の翻訳・スーパーの加工に通訳、運営などに広島国際大、広島市立大等10大学の教授と学生に在広TV5局の現場も協力した。来年以降の開催に更なる力になって発展に貢献し、合わせて『映画製作の街・広島』の礎になることが期待できる。2人の夢もそこにあるに違いない。「ダマー映画祭inヒロシマ」の今後の発展を期待したい。

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