ドリミネーションと白い馬車
平和大通りを白い馬車が走っていた。
馬も白いし、馬車も白い。
客席は満席だ。
パカッ、パカッと蹄の音も聞こえる。
手綱をとるサンタクロースの赤い服装を着た若者たちはずっと走りっぱなしのようだ。
幻想的なドリミネーションと一体になって、絵になっている。
見かけたひとは、みな一生懸命写真を撮っている。
キャッチコピーは「ひろしまのおとぎの国を白い馬車が走ります」とある。
上手い表現だ。
白い馬車の運行は、昨年から始めたようだが、気づかなかった。
今年は、ドリミネーションの時間に合わせ、サンルートホテルとオリエンタルホテルの間を、水曜日と日曜日の夜、1日4往復している。
料金は大人1人1,500円、定員は12名だ。
距離換算すれば、タクシーより高いが、それでもほぼ予約で完売だという。

一般道路を馬車が走るという許可をとるのは大変だったろうと思うが、それにしても白い馬車をドリミネーションに合わせて走らせるというのは上手い。
ドリミネーションも、光のイルミネーションだけでなく、だんだんエレメントが増えてきた。
どんなイベントも時間をかけて育っていくようだ。
ドリミネーションを見に行く楽しみがまたひとつ増えた。
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