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2009年11月18日 (水)

県知事選挙を巡る想い

 政権交代直後と言うのに盛り上がらない県知事選挙が展開されている。
 5人も候補者がいながら盛り上がらないのはなぜなのだろうか?
 民主党が独自候補の擁立に動きながら失敗に終わったのは広島県議会の特殊な事情があったから…という言い訳で済まされて良いのだろうか?
 県議会自民党内部の対立そのまま持ち込まれ、自民の一部と民主党が合体した知事与党による推薦候補が有利な選挙戦を戦っている。はたして県民の為に働く知事か、議会の勢力関係を維持する為の道具にされない知事の誕生が望めるのだろうか…。

 広島県議会の勢力分野は‘03年に、当初は藤田知事与党の桧山俊宏前議長が率いる自民党議員会と反桧山派の自民党刷新会議に分裂した。桧山氏が議長の座を追われて藤田知事も桧山支配から林議長派に移り…自民党刷新会議と民主県政会が手を組む構図が6年間も続いてきた。その知事は自分の選挙を巡る裏金問題で2度の辞職勧告を受けながら県民の不信を解くことも無く居座り続け、広島県政を大きな混乱に巻き込み、県の情報公開度全国ランキング47~8位と最悪の県政に追いやってしまった。

 今回選挙の構図は広大付属(付属同窓会:あかしあ会)から東大、通産省大先輩の元事務次官を頼った湯崎氏に同窓の自民党参議員が県議会の林議長を頼り、反林派の桧山派から出馬した河合杏里氏を亀井大臣が推す県議会の対立がそのまま引きずられた形。
 これでは候補者自身より対立構図が目障りになって、県民の興味と関心や腰が引けるのは仕方ないこと…と言わざるを得ない。

 一方、政権交代直後、従来のしがらみを断ち切って新しい県政を樹立するまたとないないチャンスに民主党が独自候補を決断できなかった責任は、後世に禍根を残すことに成らない事を祈る。自民党が50年にわたって公共事業を通じた利権と談合で築いてきた国政選挙の集票機構は今回の衆議院選挙で完全に崩壊し、地方選挙にどのような影響を及ぼしているかどうかは一つの焦点でもある。自民党政権を復活しそれに繋がる地方の勢力を取り戻すには相当の時間が必要だ。少なく見積もっても二期8年はかかると見るのが常識的だろう。民主党に余ほどのミスが無い限り…。

 そんな情勢の下で行われる県知事選挙。5人の候補のうち林議長派の自民党刷新会と民主党が推す湯崎英彦(44)候補が他の4候補を少しリードしている…と伝えられている。
 河合候補の応援にまわった亀井大臣は次の参議院選で兄の郁夫氏が引退し息子か娘の出馬を前提に地ならしをした…との噂はまんざら出まかせでもなさそうなだけに…情けない。

 昨日配布されて選挙公報で見る限り掲げる公約は一番しっかりしている。HPを探ってみると高級官僚から民間に移ってベンチャー企業を立ち上げ経営してきた経歴や「広島県の底力を引き出す」マニフェストは他の候補に比べてしっかりした夢のある理念と施策が示され、バランス感覚は期待できそうだ。

 この記事が掲載される頃は新県知事が誕生している。
 湯崎氏が知事の座を得て新しい広島県政の舵取り役に座っているだろう…か?
 「県政運営の透明化としがらみの遮断」は旧来の政治家でない私が新しい経営感覚で思い切った県政の見直しと決断…を掲げている。
 同時に、知事与党との冷静な関係を維持し、少なくとも知事与党の道具にならない事を強く要望したい。また政権交代と同じように前知事時代の積み残し課題に適格な判断を示されることを期待したい。
 
 湯崎姓は珍しく広大原医研の教授だった湯崎稔さんに縁の方かと当たってみたら、湯崎さんのご長男である事が判った。湯崎さんとは女学院の庄野直美教授とよくご一緒した。
 同じ方向の帰路、よく我が家に途中下車され、飲み明かし語り合った思い出がある。

 人間の絆をテーマに爆心地復元などに取り組み、若くして逝った湯崎稔さんのご子息らしく?平和行政にも目配りし「ひろしま国際平和センター機能の構築」などが掲げられている。湯崎さんのご子息と知って一層の関心を持って見守り、気持ちばかりの応援で亡き湯崎先生との絆に応えることが出来たなら喜ばしい。
 願わくば、湯崎さんご身が今回選挙に於けるしがらみに左右されることなく、ひたすら自らの判断で県政に立ち向かう勇気と手腕を期待したい…。<10月30日:記>

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