広島ブログランキング

  • 広島ブログ
無料ブログはココログ

« 県知事選に於ける与党民主党の責任 | トップページ | 記録映像を自主製作するNPO法人① »

2009年10月 5日 (月)

総裁選から見た自民党改革の行方?

 大敗で野に下って一ケ月、自民党の新しい総裁に「全員野球」の谷垣禎一氏が選ばれた。
今回の自民党総裁選挙は元首相や重鎮を排除して党改革を進めるかどうか…が最大の争点だった?党内結束を優先した改革を目指す谷垣氏の「みんなでやろぜ」路線を挙党一致で再建を目指す選択をした。しかし、新しい自民党は全く見えてこない…。
 
 自民党は1995年の結党以来、政権をほぼ独占して来た。公共事業の発注を巡る利権構造をつくり、各県に平均2つ以上ある空港に重要港湾、高速道路に新幹線やダムなど分野ごとの族議員が官僚とタイアップして旨味を分配する構造を築きあげた。
 自治体予算の獲得陳情にも活かす一方、この仕組みとしがらみを選挙に於ける集票マシンとして県や市町村にも張り巡らして後援会組織にも組み込んで活かしてきた。
 
 今回の総裁選挙で身を削るような党内議論があったようには見受けられず、総選挙の敗因総括すら示されず、まして再生の道も提示されず、誰の目にも復活は当分厳しい…。
 政権を失った原因がどこにあり、何であるか…を適格に掴んで国民の前に明らかにし、その反省に立ってこそ政権復活への第一歩が開けると言えよう。 
 鳩山政権は“脱官僚依存”を掲げてスタートした。政権政党で無くなった自民党は、従前のように官僚を使う事は困難になった。従って、民主党の粗探しに走ったりするような事になれば、一層国民の関心は遠のくことになる…との自覚が求められよう。

 国民に大きな赤字を背負わせた責任を厳しく反省し新しい明確な国のビジョンを示す必要がある。財政対策や経済対策に安全保障など民主党との対立軸をどう打ち出すのが課題になる。派閥長老たちが幅を利かせるような事が見えれば、国民の支持は取り戻せない。29日に決まった三役以下の人事は清新さを欠き、党内にもがっかりの声…と報道された。

 来年の参議院選挙は自民党が回復出来るかどうかの試金石になるが、それまでに「自民党の変革・改革案」が示されるだろうか。県知事や政令市の首長選挙も見逃せないはずだ。

 自民党が国も地方も官僚の力から離れて独自の政策立案能力を磨き高め、4年や5年で政権奪還にこぎ着けるには…厳しいのではなかろうか。
 今回の投票率(前回より16%低い46%と過去最低)に自民党の現状が端的に現れている。利権の旨味を分け合えなくなった事、それを支えていた腐敗の構造がいま新政権の手で崩壊しつつある現状を認識し、ゼロからの出直しが本当に出来るかどうか…。
 自民党が民主党の対立軸を探しあぐねている事にも端的に現れているように思える。
 大胆な総懺悔に立った新しい野党自民党の施策の提示が急がれる…。

*お願い
この文章の下にある《広島Blog》というバナー(画像)を クリックしてください。

« 県知事選に於ける与党民主党の責任 | トップページ | 記録映像を自主製作するNPO法人① »

経済・政治・国際」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/211008/46380278

この記事へのトラックバック一覧です: 総裁選から見た自民党改革の行方?:

« 県知事選に於ける与党民主党の責任 | トップページ | 記録映像を自主製作するNPO法人① »

関連書籍

  • サイフもココロもハッピーに!ちょびリッチ
2018年11月
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30