散歩の再開
7月以来休止していた平和公園の散歩を、1日を期して再開した。
二か月の休止は暑さを避けるためと多少の横着と”トントン”での整体の成果と成り行きを見守るのも理由の一つだった。
昼下がりの暑さはまだ31~2度と残暑は厳しいが5時を過ぎると日も傾いて長い影に合わせて川筋はそよ風をはらんで一気に25~6度まで下がって涼を呼んでいる。夕凪までの小一時間は実に爽やかな一時でもある。あちこちのベンチでは蚊取り線香の煙をたなびかせて虫よけをしながら安らぐ姿が見受けられる。読書などで長時間滞在の散歩?組だ。
学校帰りの高校生は学習塾にでも行き前の時間つぶしか、教科書らしきものを広げて勉強する姿にも出会う時間だ。
昨年も同じ時期から11月まで、この散歩は休止した。肺に転移したという診断で抗がん剤の投与が始まっていた。点滴で始まり抗がん剤を2週間、朝晩に服用し、1週間休んでまた繰り返す。4クールの途中で味や匂いを失うだけでなく思考力や体力も失って半病人になった時、尋ねた医師の返事が「抗がん剤は死ぬまで縁はきれませんよ」に、驚いて「これでは人間としては生きられない!」と思い至り、抗がん剤は中止した。
あれから一年、味も匂いも思考力も取り戻し、たまに頂くビールやあ酒の味も量こそ少ないが大変おいしく頂き、抗がん剤中断後に体重が3~4キロ増えてしまった。しかし、”トントン”で驚くほどの改善を得た腰の痛みやしびれは時として現れて、未だに完治とは至っていないのは残念と言うほかない。 この秋からは水中歩行をはじめて見ようかと思案中だ。
散歩の途中で週のうち2~3回お会いする人から「長く見かけないが如何ですか」と病状が悪化したのではないかと心配した電話を頂いたことも再開への弾みになった。元気に出歩くことも大切なメッセージだと気が付いたからだ。
相変わらず、赤と白のツートンカラーの自転車に跨いで出かける。ステッキも持参するが時として自転車の押し歩きはステッキより頼りになって腰への負担を軽減して楽だ。
時には1~2㌔を杖代わりに押して歩くこともある。日差しはあっても、桜並木の下の木陰道は日差しを遮って涼しくステッキを転倒予防に話さず手にして歩く…。
散歩時間は気温の変化に合わせて徐々に繰り上げ、晩秋から冬にかけては午後1時から2時に繰り下げて外気と体調を調整しながら一日の距離を少しずつ伸ばしていく予定だ。
散歩が私の健康のバロメーターであり続ける為の散歩再開だ…。
*お願い
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あまり無理をされないように。
がんばってください。
投稿: 欲不頑張 | 2009年9月23日 (水) 03時06分
お元気そうで、安心です。
無理はしないでくださいね、でも、ブログの更新がないと心配です・・・
散歩で見つけたいろいろなことを綴ってください、楽しみにしています。
投稿: りんごのカズ | 2009年9月23日 (水) 11時43分