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2009年9月23日 (水)

与党・民主党の課題

 政権交代の準備は粛々と進められている。社民党と国民新党との連立協議も進んでいる。
208議席を獲得した民主党にとって三分の二の320議席に2議席足りない連立の意味をいぶかる声もあるが、何と言っても参議院の過半に両党との連立は避けられない。

 その上で民主党が与党としてやるべき事とやってはいけない事を出来るだけはっきりさせることが大切になって来る。4年間でやるべき事の第一はマニフェスト①無駄使いと天下りの根絶、総予算207兆円の全面組み替え、議員の世襲と企業献金の禁止②中学卒業まで一人年31万円の子供手当新設。③月7万円の最低補償年金の実現、後期高齢者医療制度の廃止④農業の戸別所得補償制度の創設。高速道無料化、郵政事業の見直し⑤中小企業の法人税率引き下げ、月10万円付きの職業訓練制度支援、新産業育成…の実現だ。

 新たに連立の協議に当たっては憲法や日米安保問題を巡っては大きな隔たりがあって、合意は容易でなないが、民主党が示した案は①対等な日米関係②東アジア共同体③核兵器廃絶④拉致問題解決⑤地球温暖化への取り組み…だ。

 何はともあれ民主党は自民党が長期政権で族議員を育て培った様々な組織や団体に企業を潤わせ、そこに生まれた旨味と利権を求心力に拡大して来た道を辿ることは許されない。

 今回の民主党の大勝利の源には小澤一郎代表代行の力が大きい。選挙戦終盤に広島1区に駆け付けた小沢氏は「私に任せて下さい。一人前の政治家に育てて見せます」と公言した。選挙での面倒見の良さは定評があり、兎角“風”頼みと言われてきた民主党を根幹から変質させつつある…と指摘されている。

 自民党が派閥の形を変えて来たのに対し民主党は派閥こそ無いが20~30人単位の政策研究グループは6~7組織ある。従来も小沢グループが大きかったが、今度の選挙で各グループが10~20人拡大したのに対し小沢グループは100人前後も増えて150人に膨れ上がり、民主党の鳩山・小澤の二重構造化を指摘して心配する向きも少なくない。
 
 マスコミは一斉に幹事長就任は更に小沢の権力拡大を警戒する動きや不安がる声を拡大している。しかし、企業献金を禁止し公共事業に纏わる旨味と利権を無くし、官僚の支配から脱却しなければ成らない仕組みの中で本政治家個々人に求められるものが何か?が問われてくる。

 田中角栄仕込みの小沢氏が今更集票マシン造りや利権構造の再構築を考える事は許されないばかりか、彼自身が一番よく判っている…はずだ。
 従って、自民党の轍を踏むことはあり得ないと考えられ、まずは予算修正と来年度予算編成でどれだけマニフェストを実現できるか?政策をどれだけ愚直に具体化できるか、次の参議院選にどう勝利るか…が課題だ。
 
 かつての社会党や野党のような労組出身の叩き上げでなく、東大をはじめ国公立大学や外国の一流大学を経て高級官僚になりながら転身したり、公募に応じた有能な若者も多く、魅力を秘めた人材は豊富で成長が期待できる。

 こうした人達の才能を十分に活かして派閥・グループの縛りに拘らない真に国民に向き合った安定政権の樹立こそが新しい民主党の最大の課題と言えよう。

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