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2009年9月17日 (木)

核密約と官僚の政権移行への準備?

 総選挙終盤を迎え、与野党間は誹謗中傷合戦をはじめ激しいやり取りを展開する中で、
民主党は300議席超え報道に「報道に浮かれるな…」と引き締めメールを全候補に出す。その一方で政権交代に向けて役所へのアプローチも急接近している…報道が目につく。
 当然の対応だろう。例年なら投票日は、来年度予算の各省の概算要求日にあたる時期だ。「脱官僚」を掲げて戦っている民主党にとっては、年末の予算編成,まで3ケ月しか無い中での予算編成は厳しい試練になるだけに実務を担う財務省の協力がカギを握る…?ことは容易に想像できる。

 民主党は政権交代が実現した場合9月にも日米首脳会議の開催に向けて準備を始めたようだ。そうなれば日米安保問題は最大の課題で米軍の核搭載艦船の日本寄港や密約問題も議題になる。‘71年の沖縄返還協定に絡む外務省機密漏洩事件について「密約の存在」を認める元外務省局長の証言が再度クローズアップされている。

 民主党は核持ち込みを巡る日米密約について「(密約が)ある可能性が高い」と見ており、政権交代した場合の首脳会談で「持ち込み禁止」の確約を求め「非核三原則」の名実ともに確立を迫る考えを示している。

 選挙戦の裏で展開される駆け引きに外務省の薮中事務次官が“核持ち込みの定義”を巡って「その時々の話はあった」と日米間で見解の相違があった事を認める発言をしている。 

 日米の「核密約」とは核兵器を積載した米国の軍艦や航空機の日本への自由な出入りを認めることを約束した、日米の首脳による合意を言う。’60年に改定された現行の安保条約の下では、米国が日本に核兵器を持ち込んだりする場合には、日米間で協議する“事前協議制”が定められている。しかし、改定直前の藤山外相と米国マッカーシー大使が交わした秘密の取り決めに『事前協議』は「米国軍隊と装備の日本への配置、米軍機の飛来、艦船の日本領海や港湾への立ち入りに関する現行の手続に影響を与えない」と交わしている。

 外務省はこれまで「密約は存在しない」と言う完全否定してきたが、「核密約」を裏付ける資料は米国政府の解禁文書から再三発見され、高級外務官僚が核密約の存在を認めるなどの経緯があり、核密約の存在について日米間に温度差があることはよく知られている。
 薮中次官の発言は民主党政権が現実味を帯びてくる中徐々に姿勢の修正をして、新しい対応が出来るよう舵取りしているようだ。万一、現政権が継続した場合にも民主党はここを強く押して“非核三原則”の法制化に向けた取り組みは忘れてはならない…。
 核兵器廃絶を目指すヒロシマの願いでもある。成り行きへの関心は強い。

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