広島ブログランキング

  • 広島ブログ
無料ブログはココログ

« マルチ・ハビテーションと空き家 | トップページ | “不戦の集い”と新政権の課題? »

2009年9月27日 (日)

与党・民主党のもう一つの課題

 民主党は野党時代に多くは地方自治体選挙では与党・自民党と相乗りするケースが多かった。ただ、今年春以降は知事や政令市、地方都市でも与党候補に連勝をした。
 これは、総選挙を意識した戦術として独自候補を立てて戦った結果で、総選挙の結果を予測させる有権者の動向の伏線として注目されていた。

 民主党が野党時代の長い間、地方自治体選挙とりわけ首長選挙の独自候補を避けて来たのには色々な事情があると思う。自治体の首長が掲げなければ成らない施策・いま流に言えばマニフェストに大きな違いや差を見出せ無かった…?政治的課題に大きな差や違いが無い限り与党が推す地元出身の中央省庁の高級官僚や経済人に相乗りする傾向が長く定着した…のはやむを得なかったのかもしれない。 

 しかし、その裏には野党民主党が候補者を担ぎ出せるには明確な政治的対立課題があるか、よほど魅力的で力が備わった人物候補を探さなければならず、とかく労組出身者か政党関係者が多く、進歩的?学者と相場が決まって、革新自治体の花盛り時代があった。 
 かつて、著名な首長を上げてみると京都の蜷川知事を筆頭に東京都の美濃部都知事、神奈川の長洲知事、大阪の黒田知事名古屋の本山市長、横浜の飛鳥田市長などが良く知られている。いずれも学者や官僚出身で、その時々の政治的背景と結びついてこうした候補者を担ぐことで野党勢力のバランスを保ってきた…と言えよう。  

 幸いにも、自民党が長年維持してきた公共事業を餌にした利権構造は平成の大合併によって自民党が培ってきた集票マシンの市町村長や市町村議員の激減を招き、今回の総選挙で崩壊を裏付ける結果となった。改めて、このマシンの復活はありえない…。

 このことは、今後この日本を与党・民主党が牽引していく上でどのような国にするか、この国が目指すべき国家像を国民とりわけ若者の政治参加を促すと共に打ち立てて行く事が重要になる。また、地方分権の強化という地方自治体の新しいあり方を確立していく事、与党民主党の地方組織の強化が安定与党の支えとして求められる急務であり課題と言える。  

 自民党が行って来た利権と旨味で縛る関係でなく地方自治と国政が車の両輪のようなバランスの取れた関係、とりわけ3割自治と言われる予算の縛りを解消した地方分権の確立と地方組織の構築こそ与党・民主党のもう一つの最大の課題ではなかろうか…。
 そうゆう意味で11月に行われる広島県知事や呉市長選には与党独自の候補の擁立が急がれ、それがもう一つの課題の達成への第一歩になる…。市民サイドの行政を推進する首長の与党作りも忘れてはならない課題で、改めて与党民主党の自覚と責任を求めたい。

*お願い
この文章の下にある《広島Blog》というバナー(画像)を クリックしてください。

« マルチ・ハビテーションと空き家 | トップページ | “不戦の集い”と新政権の課題? »

経済・政治・国際」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/211008/46272092

この記事へのトラックバック一覧です: 与党・民主党のもう一つの課題:

« マルチ・ハビテーションと空き家 | トップページ | “不戦の集い”と新政権の課題? »

関連書籍

  • サイフもココロもハッピーに!ちょびリッチ
2018年11月
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30