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2009年8月20日 (木)

“ゲンの多言語化リーダー”は肝っ玉母さん

 プロジェクト・ゲンを引っ張る2代目代表の浅妻南海江さん(66)は金沢の整形外科病院の院長夫人。ロシア語のゲンを完成させた時「残りの英語版も完成させたら…」の言葉に押され’00年に金沢の市民グループ10人で取り組みを開始した。
 浅妻さんは7人の子供を持つ肝っ玉母さんで、仲間の信頼は厚く、10人を引き連れて広島に乗り込み、滞在はウイークリー・マンションに陣取ってこの日の会も盛り上げた。

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 英訳の最初は米国の平和行進に参加した当時若干26歳の大嶋賢洋さんが何も知らない米国人に読ませたいと「はだしのゲン」を読ませたいと英訳かを考え、今回東京からら参加した翻訳家アラン・グリースン氏らの協力で’78年に[BAREFOOT GEN]を完成し、日本山妙法寺の藤井日達上人や平和団体の協力で3000部を米国に送りこんだ。これを機に、多くのボランティアの手でフランス、ドイツ、イタリア、エスペラント、インドネシア、カタログ、ノルウエー、スエ―デン語に翻訳された。英語版翻訳は4巻まで進んだ。

 一方、二代目プロジェクト・ゲンは’95年モスクワに留学していた浅妻さんの友人が「ロシア語:ゲン」に出会い協力して2~3巻を翻訳しモスクワで出版し、図書館や学校、平和団体に無料配布した。しかし、ロシア経済の悪化で活動が弱まり活動は凍結状態なった。
 しかし、作者や被爆者の思いを伝えるには部数は少なくても全10巻の翻訳をしたいと決意してパソコンによる画像処理を行いながら、‘99年に再開し’01年に完成させて、金沢で自費出版にこぎ着けた。

 この勢いで'00年、英語版の翻訳に着手し、7人の翻訳者ボランティアが名乗り出た。
「ゲンが謳う替え歌や広島弁の感じを出す苦労をしながら」8巻まで完成させ、今回9、10巻を完訳し、秋までに印刷を完了して1000セットの販売にかかる。

 売り上げを見越して今回の企画に走った母、浅妻南海江さんを東京から駆けつけた娘の牧子さんは「何事にも一途な母を改めて見直し、敬意を払いたい」と母のバイタリティーに脱帽だった。
  全巻出版はロシア、朝鮮、スペイン、タイ、フランスに今回の英語だ。出版が進行中はトルコ、オランダ、ポーランド、イタリア、ドイツ、ギリシャ、フインランド、ウクライナ語。出版準備中は中国、フィリピン、クロアチアで18ケ国に拡大中だ。
 金沢の肝っ玉母さんが放つ「はだしのゲン 世界旅」は翼を広げて高く広く舞い上がっている。    *プロジェクト・ゲン project-gen@msg.biglobe.ne.jp

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