市民が紡ぐ影絵展・ワークショップ
今年5回目を迎える「小さな祈りの影絵展」(8月5~6日夜、元安橋東詰めで開催)の3回目のワークショップが開かれた。毎回、参加者が増えている。
「小さな祈りの影絵展」は原爆の悲惨さや苦しみを直接影絵で表現するのではなく、優しさや美しさで平和を訴える手法で影絵作家浜崎ゆう子さんの作品を中心に発表してきた。
しかし、当初から市民参加を前提に幼稚園や小学生にその父母などを対象にワークショップに取り組み、参加者が一部のコーナーを飾ってきた。
今年は最初から城北、女学院、なぎさ中学高の社会・平和問題研究や演劇グプープが参加してトレーニングを重ね、参加者は徐々に増え、参加総勢は百人を超えた。


指導にあたる浜崎さんは影絵作家であると同時に日映新社が保管してきた「ヒロシマ・ナガサキの被爆フイルム」の編集整理ディレクターを長年務めて来た。被爆直後の広島の惨状についてフイルム映像を通して一番よく知っている人でもある。その浜崎さんは毎年被爆者の話を丹念に聞き取りし、資料館や追悼記念館の被爆証言テープも聴くなどしてテーマ設定をして来た。第一回は「なつかしい広島の風景」二回目は「母」三回目は「なつかしい子供の遊び」昨年は「生きる」そして今年は「家族」だ。
ワークショップでは影絵制作の基礎からスタートし、テーマにそぐった絵探しやスケッチなどを重ね、既に下書きも出来てカッティングから着色まで進んだ人やグループもある。
被爆前と後、様々な「家族」の影絵が完成直前になった所で浜崎さんの今年の展示構想は大きく変える計画のようだ。自分の作品は大幅に減らして参加者主流にする…。
浜崎さんは市民一人一人が自分の影絵を通して亡くなった方を慰霊し世界平和を追求する…平和を紡ぐ思いを「小さな 影絵展」に込めてきた。それが早くも実現する運びだ…。
企画の提唱者で映画の美術監督・部谷京子さんと同級生を中心の支援体制も整ってきた。
市民参加と言うより“市民が紡ぐ”「小さな祈りの影絵展」が今年から再スタートする…。「小さな祈りの影絵展」が市民共有の財産として生まれ変わり、継承されることになれ
ば更に喜ばしい成果だ。
<浜崎ゆう子:影絵プラネット http://kageepla.net
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