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2009年6月 1日 (月)

地方分権と同時速記

先日アステールプラザで東京都副知事猪瀬直樹氏の「地方分権について」というテーマで講演会があった。

分権というが、地方に分ける権力とは何かという話から始まった。
「要するにそれは、税を徴収する権利だ。
現在は税の3割を地方、国が7割徴収している。
しかし使っているのは、逆に国が3割、地方が7割だ。
その差4割のお金の使い方の権限を国がもっているから、地方は国にお願いしてその4割をいただこうとする。
だからどうしても卑屈になってしまう。
その使い道が必ずしも地方にとって好ましいことでなくとも、4割のお金をくれるならもらった方がいいやということでもらう。
その結果、後で、3割の負担が重くのしかかってくることになってしまう。
その最悪のケースが夕張市だ。
広島市はそうした夕張市的状態に陥る危機的状況にあったが、秋葉市長の手腕で何とか乗り切った。

もう一つ国のお金の使い方については縦割り行政による問題がある。
少子高齢化社会になって子供の数が減り、小学校が要らなくなったからと言って、それを老人施設や、働く母親のために、保育園にすることは極めて難しい。
というのは、小学校は文科省の所管であり、老人施設、保育園は厚労省の所管だから、適用される法律も規則も違うので、そう簡単には転用できない。
用途内容変更では予算を付けるというのはきわめて難しい。
そもそも最初から予算の7割を地方に任せておけば、こうしたことにも容易に対応できる。
夕張市のようなことは起こらなかったはずだ。

日本の総理大臣は平均して1年3カ月で替っている。
そんな政権を官僚はなめている。
官僚主権の国になってしまっている。
今の世の中に必要なのは感性だ。
官にはそれがない。
市民に政治を取り戻すためには、地方分権はなんとしても推進しなければいけない。」
というのが話の趣旨だったように思う。

話しの内容はいつものように、同時手話で伝えていたが、驚いたのは、その脇のスクリーンに文字で話の内容が即書かれていったことだ。
1字1字が人の顔くらい大きいから、かなり遠くからでも見える。
老眼でもみえる。
ところどころおかしな言葉、表現のところもあったが、それにしてもこれは便利だ。
耳が聞こえる私でも、ときどき見て、話の内容を確認することがあった。
TVでも画面の下に文字が書かれる番組がよくある。
TVなら、後の編集の過程で文字を書き込むことは容易いことだろうが、原稿なしの講演会では話がどう展開していくかわからないはずだから、話の内容を理解して、それを打ち込むというのはそれなりの技術が必要だろうと思う。
考えてみれば、英語の同時通訳の人、国会の速記者はそうしたことに対応してきたわけだ。

1

まあそれにしても、ITの技術の進歩の速さに驚く。
便利な世界になったもんだ。
技術はどんどん進歩するが、地方分権という基本的問題はなかなか進まない。

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