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2009年5月11日 (月)

映画「ありがとうの物語」

 シネマクラブ・ひろしまの今年度の最初の上映会に日本人医師が紛争地で出会った人達との心優しい繋がりを描いたドキュメンタリー映画“地球のステージ”「ありがとうの物語」の監督佐藤威一郎氏を迎えて行った。
 
 斎藤茂吉の孫・北杜夫の「ドクトルマンボウ航海記」を読んで医師を目指した山形市の精神科医、桑山紀彦さん(46 )は医師になって間もない頃からパレスティナやカンボジア等、世界の紛争地で救援活動を続けて来た。
 旧ユーゴのクロアチアで出会った言葉を失った少女は“矢が刺さったハートの絵”を描き心の傷の大きさを示す。度重ねた心のケアで22歳になった少女は笑顔で病の克服を喜ぶ。
 カンボジアで内戦が残した地雷で腕を失いながら健気に生きる少年や父母に捨てられ路上生活しながら逞しく生き抜くマニラの兄妹など…。全編を篠山さんの歌声が包む…。

 悲劇に見舞われ絶望の淵に立ちながらも逞しく生きる子供達の姿にあふれる涙をぬぐうのを忘れて引き込まれ、いつのまにか子供の溢れる様な笑顔が涙を乾かす…爽やかな作品。
 2回の上映で鑑賞した老若男女から終了後、期せずして大きな拍手がわいて会場にいた監督に贈られ、アンケート用紙に「子や孫に見せたい」と作品への賛辞が寄せられた。
 
 日本では診療の合間を縫って学校を回り、現地の映像に自作の曲をギターの弾き語りにのせて世界の残酷で非常な現実を伝える“地球のステージ”活動にも取り組んでいる。

 前夜に広島入りした佐藤監督とご一緒して、いろいろ聞いた。54歳で現場に残るか管理職コースを歩むかの選択時、30年余制作一筋で来たNHKをやめて制作会社を興した。
 TVドキュメンタリーを中心に生きてきて40年余。自分が生きた証として納得できる作品を残したいと夢を追い、桑山さんとの出会いの中で“ありがとう”が生まれた。
 「桑山医師の目線を通じて子供達の命の鼓動伝えたい」と言う佐藤監督。

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 戦争や貧困であえぐ国や地域の最悪の環境の中で命を輝かせて生きている子供達が放つ笑顔を監督は『ドキュメンタリー童話』と表現した。親も子も心を揺さぶられる映画だ。
“本当の豊かさとは何なのか”日本の子どもと親に考えさせる作品、学校上映を推薦。 
 <上映相談:「シネマクラブ・ひろしま」 082-293-1264 (広島映画センター内:082-293-1119

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