広島ブログランキング

  • 広島ブログ
無料ブログはココログ

« “核なき世界・宣言”に動くヒロシマの役割 | トップページ | ご存知ですか?FFの基はカープ初優勝 »

2009年5月13日 (水)

ワンコイン上映会

 2年目を迎えた「シネマクラブ・ひろしま」は初年度3回行った“ワンコイン上映会”を毎月、年12回に増やして“街かどワンコイン上映会”と銘打って再スタートした。

 “映画は楽しい 皆で見るともっと楽しい 語り合うとさらに楽しい”の想いをこめて立ち上げて1年。9回の上映会のうち3回、お世話になっている広島映画センターのライブラリーが所蔵する千本を超える映画の中か「原爆の子」「青葉学園物語」「若者たち」3本と特別企画の「かっ飛ばせ ドリーマーズ」を上映、大変好評だったのを受けての企画だ。
 500円玉一つの会費でビールやコーヒーを飲みながら鑑賞後の雑談が楽しい。

 4月の上映作品は’69年(昭和44年)家城巳代治監督の「ひとりっこ」(白黒90分)。
 ’62年(昭和37年)秋、福岡のRKB毎日放送が芸術祭参加作品としてTBS系、日曜日pm9時からの東芝日曜劇場で放送予定のテレビドラマが、突然何の理由の説明もなく放送中止された。その幻の作品の映画化で高校3年生の目を通して、親子、戦争と平和について追及したドラマ。家城監督の原作で文学座総出の制作で山本亘に藤田弓子のデビュー作。

 受験勉強に追われる高校三年の少年が力試しに受験した防衛大の一次試験に合格する。
 戦争の匂いがする所へはやりたくないと反対する母。月謝がいらず月給が貰える防大へ行ける息子を自慢し勧める父。理工系の知識を身につければ良いと考えていた少年の前に中学の同級生でバスの車掌をしている少女が「戦争に繋がる防大への入学に反対」と立ちはだかる。時は沖縄返還、ベトナム反戦に労働者が街でデモを繰り返し校内に張られた反戦ビラを巡る学校と生徒、進学組と就職組の対立の中で自分の進路と将来を“戦争と平和と憲法”を議論し考え、模索する…。70年代の日本の象徴的な青春映画「若者たち」と並ぶ代表的な作品だ。

 「ひとりっこ」の放送中止事件の年に入社した私は翌年にかけてRCC労組の一員として「ひとりっこ」のスライド上映をしながら「放送実施要求署名」集めに労組から町内会の集会などに出かけた思い出がある。

 映画が出来て40年。時代は大きく変わった…が、形の上で沖縄こそ返還されたものの、この時代の政治的課題は全く解決を見ないままで今日に至り、自衛隊はイラクやソマリアに大手を振って出て行く…現実に、映写機のまわる音を聞きながら改めて愕然とすると共に現役の高校生や大学生に是非見せたい…と言う思いを深めた。

 今後の上映は、毎月第二火曜日19時~映画センターでの上映を原則に行う。
 5月12日山田洋次監督の「息子」(’91年)、6月9日は今井正監督「橋のない川」(’69年)7月7日山本薩夫監督「武器なき闘い」(’60年)8月11日黒沢明監督「八月の狂想曲」(’91年)9月8日斎藤貞郎監督「子どものころ戦争があった」(’81年)10月は新藤兼人監督「第五福竜丸」(’54年)11月斎村和彦監督「ヒロシマの証人」(’68年)12月「故郷は心の中に」(’80年)1月「野獣たちのバラード」(’65年)2月「抵抗のプラハ」(’71年)3月「自転車泥棒」(’48年)。1月からの3本は洋画で邦画も共にその時代の代表的な社会派作品で、これを見ることが出来るのが会員の特権だ。

 上、下期の中からそれぞれ1本、会員の推薦で定例上映にかける予定で広く一般の方にもご覧頂ける計画だ。
 会員の中からテーマを決めて一日で何本か通しで見ることが出来る『シネマ祭』の開催の声も上がっており、秋をめどに検討をしたいと思っている。

 今、新規会員の募集中。あなたの参加をお待ちしています。

問い合わせ:「シネマクラブ・ひろしま」事務局
      〒730-0853 広島市中区堺町1-2-9 貴志ビル 広島映画センター内
      TEL:082-293-1274 FAX:082-293-2229
      E-mail : cc.hiroshima@gmail.com
      HP:http://cc-nirosima.ciao.jp

*お願い
この文章の下にある《広島Blog》というバナー(画像)を クリックしてください。

« “核なき世界・宣言”に動くヒロシマの役割 | トップページ | ご存知ですか?FFの基はカープ初優勝 »

映画・テレビ」カテゴリの記事

コメント

◆海賊対策のためアフリカ・ソマリア沖に展開中の海上自衛隊の護衛艦が、民間国際交流団体「ピースボート」の船旅の旅客船を護衛したことが13日、分かった。ピースボートは海賊対策での海自派遣に反対しており、主張とのギャップは議論を呼びそうだ。(略)
ピースボートは市民団体による海自派遣反対の共同声明にも名を連ねている。事務局の担当者は「海上保安庁ではなく海自が派遣されているのは残念だが、主張とは別に参加者の安全が第一。(企画・実施会社が)護衛を依頼した判断を尊重する」と話している。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090514-00000113-san-pol)

辻元清美やピースボートなどにはなんの期待もしていませんでしたが、ここまで平気でダブルスタンダードを使うとは。
危険とされる海域へ行くのを中止するなど、他に考えることはなかったのかとあきれます。

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/211008/44917371

この記事へのトラックバック一覧です: ワンコイン上映会:

« “核なき世界・宣言”に動くヒロシマの役割 | トップページ | ご存知ですか?FFの基はカープ初優勝 »

関連書籍

  • サイフもココロもハッピーに!ちょびリッチ
2018年12月
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31