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2009年4月23日 (木)

春の紅葉と落ち葉

 “紅葉“と言えば秋の代名詞だ。”春の紅葉“は単に私の思い付きにすぎない。

 毎日、平和公園を散歩していて去年までは気付かなかった事に出くわした。
桜花の時期が過ぎると冬眠していた樹々が一斉に新緑を芽吹き青葉の匂いをまき散らす。
 そんな中でこの時期、ひと際目立つのは楠だ。
 楠は常緑樹だが春に新芽を吹き冬場に緑濃く蓄えていた葉を紅く染めて落ち葉に変える。わずかの風にサラサラと優しい音を立てて舞うように降り積もる。春の陽をうけ萌黄色に輝く樹の下に紅い落ち葉の絨毯を敷き詰める。

 萌黄色になる直前の楠の葉は赤く・えび茶に輝いてまるで秋を凌ぐ紅葉だ。周囲のアメリカハナミズキの白やピンクより際立って鮮やかな“春の紅葉”を演出している。

 ウイキペヂィアによると楠は樟脳の“樟“とも書き、語源は「薬(樟脳)の木」言う説もあり、別名ナンジャモンジャとも言われる。枝や葉には樟脳の香りがあり、防虫剤や医薬品に使用される、いわゆる”カンフル“である。
 また、防虫効果から元来、箪笥の中の虫よけ(魔除けにも使われた)に使われた。木材や根を水蒸気で蒸して樟脳を作り古くから楠の葉や煙が防虫剤や鎮痛剤としても使われた。

 あまり知られていないが樟脳効果は楠が四季を通じて大量の二酸化炭素を酸素に変え、カンファアーという酵素を放って夏の清涼感を生み、抗癌能力を高めると言う森林浴のストレス解消効果がある…とされている。

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 楠は全国どこでも見かけるが自然植生の森林では見られず、神社や寺の周りの森で古くから見られ、大木が育っている。広島市内のあちこちに楠が多いいのは何故?どちらが先かよく判らないが“楠は広島市の市木“で、戦後復興の過程で公園や街路に植えられ、今は二抱え三抱えに生育して名実ともに広島市のシンボルになっている。

 春の紅葉は4月で終り5月になればさらに萌黄色をたぎらせてクスの匂いを薫風に乗ってまき散らす。この時期ほんの短い間の“春の紅葉と落葉”を楽しみたい。
 今一度、改めて春の紅葉に目を向けてみて頂きたい。

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コメント

楠の話に連れて、ふと、白菊の花を思い出した。
菊は、漢語名で「最終」とか「究極」とかを意味しており、冬の季に次々と失われてゆく花たちのなかにあって、最終最後まで咲き誇り、私たちを慰め続けてくれる。時を越える生きざまがたいそう健気であり、なんと、楠に一脈通じるところがあるようだ。
今日夕刻、テレビで、はだしのゲンの話を聞き、画面上で貴君に逢うことができた。広島再生に向けて、頑張っている姿にひとしお感激した。わしも、頑張るぞ!

中野東の住人殿 ゲン英訳版の出版を応援する会を準備中です、改めてご案内します。参加ください。何とか元気で毎日散歩をしています。FFにお出かけでしたら声をカsけてください。

クスノキの「春の紅葉と落ち葉」には、今年初めて気づきました。
他の木がやっと芽吹き始める時期に、いつまでも濃い緑で…と思っていたら、春なのに落ち葉で地面がおおわれていて、ちょっとびっくりしました。
熊本で一時期創立100年以上の小学校に通っていましたが、そこにも樹齢150年と言われていたクスノキの大木が何本かありました。胴回りは、子供の腕で何人分になっていたでしょう…?
クスノキには樟脳の原料になるなどの薬効があるのでしたね。
サクラの葉もしっかりと緑に色づきつつあって、今はポプラの若芽が伸びていくのを楽しみに見ています。

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