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2009年4月10日 (金)

お花見とカルピス

 今年の桜は例年より1週間も早い開花だった。当初23日の開花予想も20日前後の20度を超える温かさに1日早まって22日になった。しかし、開花宣言日から花冷えの13~4度が続き開花はストップ状態だ。
 それでも予定変更せず28日(土)のお昼、平和大橋を西に向かって渡った右側の元安川べりの桜並木の下に陣取って花見の宴を開いた。昨年は4月4日、同じ場所で満開の花見だったが、今年は薄ら寒さも手伝って3~4分咲き、桜下の宴席は隙間のある状態だった。

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 当初10人前後の予定だった今年は30人に膨らんだ。リーパーさんや李実根さんに中沢啓治さんにフランスからの観光客数人の飛び入りやこれから売り出す演歌のkenjiroさんが顔を見せた。この場所での歌舞音曲・カラオケは禁止だがフランス国歌の「ラ・マルセーユズ」の合唱が飛び出すなど国際色豊かな花見になった。

 所で花見に酒はつきもの。ビールにワイン、焼酎に日本酒それに県北産のカルピスの差し入れがあった。この時期にいう“県北のカルピス“は白く濁った「どぶろく」のことだ。
 日本酒やビールなどの発酵酒は完成前に火(加熱)を入れて発酵を止めるが“県北のカルピス”は火を入れないで置くと酸味が出てきて独特な味を醸し出す昔ながらの地酒の元。
 カルピスが出来たよ…の声に誘われて10年近くこの時期に県北に出かけたことがある。
 
 しかし、これは厳密に言えば密造酒で厳しい取り締まりがされた時期もあっただけに、“どぶろく”と言わないで、白くて少し酸っぱくて旨い『カルピス』と呼んで生活の中に溶け込んできた。地域によっては新任の駐在さんは必ず地元の人達の宴席で『カルピス』の洗礼を受ける習慣があった。チクッタばかりに早々と転勤しなければ成らなかった…話を聞いたことがあるほど、切っても切り離せない地域に根づいた酒造りは今も活きている。

 こんな所に目をつけたのが小泉政権。経済特区制度の中に「濁酒製造免許要件の緩和」で全国各地に生まれた「どぶろく」特区は農家民宿で年間70億円前後?の経済効果を生んでいるようだ。広島県内では北広島町が「どぶろく」特区に認定されているが、大半は自家用で自分達がこの時期に味わう『カルピス』(密造酒)で、これが消えることはなかろう。
 『カルピス』は県北が生み代々維持してきた生活文化の結晶であり風物でもあるのだ。
初めて味わった人がほとんどだったが、お花見万歳! カルピス万歳!! だった。

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