専門書の処分とネットオークション
私の所有する書籍は、あっちこっちに置いてあるのを合わせれば1万冊を越えるだろうと思う。
実家にいたころ購入した本は、そのまんま実家に置きっぱなしになっている。
それ以降に買った本は、3階の屋根裏部屋に置いたために、梁が下がってしまい、2階の部屋のドアが開かなくなってしまった。
私にとっては、研究のために必要な本であり、面白そうだからと購入した本であり、その時々の思い入れのある大切な本である。
しかし家族にとっては、どうも迷惑な物、邪魔な物でしかないようだ。
私が死んだら、即処分されてしまいそうだ。
今でも妻には、「邪魔です。捨ててください」といわれている。
確かに2度繰り返して読む本は殆どないから、捨てても実質的には差し支えないともいえる。
しかしとても捨てる気にはならない。
M氏も膨大な資料、書籍を持っているようだが、彼のところの書籍も同じ運命を辿りそうだ。
彼も「もったいないですよねー」という。
同様の悩みをもつ人は多いのではないだろうか。
日本では今大学卒程度の高学歴を持つ人は40%を越えている。
その人たちも、いずれ亡くなる。
そうした人たちの所有する書籍等の資料を累計すれば、それは膨大に量になるはずだ。
そうなったとき、それら資料は残された家族にとってはゴミでしかないだろうが、同じ分野の研究をする人、同じ分野に関心を持つ人にとっては、貴重なものであるはずだ。
捨てるには勿体ない。
しかしだからといって神田の古書店で扱ってくれるほど、商品価値がある資料は少ないだろう。
BOOK OFFでは極めて安い価格になってしまうだけでなく、あまり売れないのだろう。
逆に置いておくだけ、ビジネスの妨げになってしまうだろうと思う
そもそもBOOK OFFには専門書の類は殆どみかけない。
それなら「ネットで販売したらいい」と、アキハバラ塾の河口氏はいう。
しかしM氏は、「書籍を整理して、ネットに載せたり、注文に応じて、梱包したり、送ったりするなんて、そんな面倒な作業は厭だ」という。
そんなことをいっていたら、友人の女性が「それなら私がやってもいい。私はそうしたことは大好きだ」という。
世の中いろんな人がいるもんだ。
河口氏は、「ネットに載せるための作業から、梱包、発送、料金の回収まで全て作業を含めて、売れたら売値の15%を手数料としてもらえば、ビジネスとして十分やっていけます」という。
よし、その時はアキハバラ塾の河口氏に頼もう。
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昨年暮れ、広島研究で1年余広島に滞在していた東京の大学院生に5~60冊の所謂”ヒロシマ本”を提供して、大変喜ばれました。ブログ上で古書店開業は河口さんのお力を借りれば夢ではなく、実現可能では…期待しています。
投稿: 爺 | 2009年3月 9日 (月) 12時55分