対馬海峡新幹線計画とグリーン・ニューディール
世界各国で、いま新幹線の価値が見直されている。
費用対効果という経済学の原則にも適っているということもあるが、地球環境的に見ても、新幹線方がはるかにいいということが主たる理由のようだ。
新幹線も、CO2排出量が飛行機の○分の1だと、一生懸命に宣伝している。
本当にそうなのともいいたくなるが、飛行機は、あんなでかい物を空に持ち上げて、飛ばすのだ。
まあそうだろうなと思うのが、普通の感覚だろう。
ガソリンだって凄い量を使うだろうことは容易に想像できる。
ガソリンが有限な資源であることも問題だ。
こんな狭い日本の国内を旅するには、どうも新幹線の方が理に適っているように思う。
韓国に行くのだって、韓国との間に新幹線が走っていれば、新幹線で移動すればいい。
東京に住む人にとって、韓国は遠い外国だが、福岡に住む人たちにとって、韓国は極めて近い国だ。
博多と釜山の間は直線距離で約140KM。
広島・岡山間より近い。
現在は博多・釜山間をJR九州高速船株式会社の船ビートルが1日3~4往復、3時間で結んでいる。
利用者は年間300万人を超えるという。
この間を新幹線で結べば、陸続きになったようなもんだ。
人、物がどんどん流れだす。
そうなれば、膨大な経済効果も期待できる。
経済的なつながりができ、人の交流が増えれば、自ずと日韓関係も大きく変わるだろうとも期待される。
福岡と釜山を結ぶ鉄道の計画は、どうも戦前からあったようだ。
韓国が独立し、日本との関係がおかしくなってから、そんな議論は全くされなくなったようだが、ネットで検索するとそのころの資料が出てくる。

日本と韓国の間には対馬と壱岐の二つの島がある。
福岡・釜山間の海の部分は、福岡から壱岐までの25KM,壱岐から対馬まで50KM、対馬から釜山まで50KMだという。
青函トンネルは53.85KMある。
青函トンネルを2つ半つくればいいというわけだ。
JR東海が計画しているリニア新幹線は東京・名古屋間の殆どをトンネルにするという。
それに比べたらはるかに短いし、海底にトンネルを掘った実績もある。
技術的には充分可能だろう。
陸上部分を加えて、博多から釜山までの距離は島伝いにいっても、約200KM程度だ。
速度300KM/時の新幹線なら博多・釜山間は40分で結ばれることになる。
青函トンネルの総建設費は1.5兆円だったという。
その3倍かかるとしても、4.5兆円でできる。
世界同時不況の今、グリーン・ニューディールの政策としての格好のプロジェクトにもなるだろう。
この際、日韓共同で博多・釜山間新幹線計画立ち上げたらいい。
2兆円の定額給付金なんかより、はるかに経済波及効果もあるだろうし、意味もありそうだ。
ヨン様、韓流フアンも泣いて喜ぶ?
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新幹線について調べています。いろいろありますなぁ ブログで拾ってみました。とり... [続きを読む]




昨日の新聞に
「韓国の李明博大統領は2日、地域発展委員会の会議を開き、日韓、中韓の二つの海底トンネルを長期的な検討課題とし「経済的、技術的な妥当性の研究」を盛り込んだ2020年までの国土開発基本構想を決定した。日中両国政府とも協議を進める方針」
と載っていました。
それがリニア新幹線だったら凄いですね。
投稿: カンニチ | 2009年12月 3日 (木) 14時22分
カンニチ様
エッ、2020年までに作るということですか?
よく読むと、そうではなさそうですね。
妥当性の研究をするということですから、まだまだ先の話のようですね。
世界の平和のためにも、この日韓を結ぶ海底トンネルができたらいいですね。
今話題の事業仕分けの対象にして、国民的な議論をしたらどうでしょうか。
投稿: 元安川 | 2009年12月 4日 (金) 17時28分