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2009年2月27日 (金)

「放送の公平性」で注文!? 

 広島市内をエリアにしたFM放送「FMちゅーぴー」に自民党の現職代議士の名前を冠にした番組がある。日本ジャーナリスト会議広島支部が「政治的公平」を定めた放送法に違反しているとして放送中止などを局と代議士側に申し入れた。

 FMちゅーぴー」は中国新聞が親会社の中国コミュニケーションネットワークが2000年に「ひろしまPステーション」として開局。出力は20ワットで市内がエリアのコミュニティーFM放送で中国新聞社ビルに同居している。

 問題の番組「岸田文雄のハートフルステーション」は6年前にスタートし、毎週水曜日の昼前の30分間と日曜日17時~30分に再放送をしている。岸田代議士がナビゲーターとして登場し、女性アシスタントとゲストを迎えて対談する。

 放送法3条の2では放送事業者は「政治的に公平であること」を規定している。番組は岸田代議士の名を冠にご本人がレギュラー出演しており、放送法のいう「政治的公平」を欠くもの解さざるを得ない…として放送の中止かタイトル、内容の変更を要請している。
 公共の電波を使用する際、政党など政治団体の主張は公平に取り上げ、特定の政治主張が一方的に伝わることを許さず、対立問題・事項では反論を保証するのが放送法の趣旨だ。

 局側は「私人としてパーソナリティーを務めてもらっている。政治課題を取り上げる訳もないし放送法についても触れないことを確認したうえで始めた…」と答えている。

 番組のHPを開いてみると今年1月7,14日の放送は岸田氏が環境大臣で公明党の衆議院議員の斎藤鉄夫氏と対談し「平成4年に中選挙区時代、岸田氏のいる広島1区で初当選し…当時の思い出話で盛り上がった」とある。大臣就任中には食品偽装表示、多重債務問題等を語り、消費者庁創設等の課題をシリーズで取り上げ、政府広報的役?を務めている。
 彼が衆議院の厚生労働委員会の委員長時代に強行採決した後期高齢者保健問題等も扱った事は容易に推測できるだけに一方的政治発言?問題は小さくない…と言えそうだ。

 この放送局は視聴率調査などがない為どれだけの視聴率(者)があるか判らない。
 しかし、中国新聞が朝夕刊で番組案内やゲストの紹介で頻繁に記事にする為、放送が聞かれているかどうか別にして、意外によく知られていると…見るべきだろう。

 地域FMは全国に225局あって放送法の縛りを受けて存在するが現職代議士が進行役を務める定時番組があるとは考えられない。増してAMやFM,TVにして然りだ。
 これまでに何処からもクレームなく来たことが不思議なくらいで、JCJ広島支部の要請はむしろ遅きに失したくらいで当然の要請だ。

 岸田代議士に番組のナビゲーターを依頼しなければならない特段の理由は見当たらない。
 国会議員で大臣でもあった彼自身は一般人より遥かに私人としての存在は狭く薄い反面,公人的存在と言え、彼自身もここで辞退するのが妥当と思える。

 ミニとは言え放送業である。
 常識的に、局は『李下に冠を正さず』を素直に受け入れることを期待する。
 残念ながら今まで誰も問題にせず、放置してきた新聞社の内部体制に問題はないか?
 見て見ぬふりをした人達は忸怩たる思いであろうと推察する。

 ジャーナリズム本来の使命は=ディスクロージヤ=公開=<暴く>である。
 何故、こうなったのかが明らかにされることを期待したい…。
 中国新聞の歴史と権威にも泥を塗りかねない一連の事態として、新聞の自覚を促したい。
 早急に中止するか改めるか…その責任は大きい。

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