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2009年2月13日 (金)

鞆の埋め立てを巡る大臣発言

 鞆の埋め立てを巡って金子建設大臣が「歴史と伝統を持つ街並みを容易に損ねて良いのか」「国、県、住民以外が何を考えているか、頭の中に入れて頂きたい」など『国民同意』の必要性を指摘して、計画推進に大きなブレーキが掛っている。
 「地域の問題」「計画見直しは考えられない」と反論している福山市長は事業費の40%近くを国の補助金に頼るだけに苦しい立場で、今後の展開を全国から注目されている。

 鞆の埋め立ては25年前に港の管理者である広島県が街の中心部の道幅が狭く車の離合も難しいため2haを埋めて港を横切る橋の架橋原案をつくった。これを基に地元の鞆を中心に賛否が交錯した結果’07年に県と福山市は国交省に埋め立て免許を申請。反対派住民は県に対して免許の差し止めを求めて提訴するなど対立を深めている。

 鞆は雁木や常夜灯に船の修理場だった場所など近世の港の特徴的な施設が揃って残り、街並みも江戸時代の面影を色濃く残す歴史的な遺産で世界遺産の候補地としての声も高く全国から10万人を超す反対署名も寄せられている。

 国交大臣の発言に対して地元の埋め立て賛成派は「住民の意向を無視している」と反発し、反対派は「良識ある判断」と評価が高いようだ。

 最近、備後に勤務経験がある複数の元新聞記者に聞いた話が、以前地元の弁護士に聞いたことのある話と重なって妙に信憑性が高いのではないかと気になっていることがある。
 そもそも鞆の街中を避けた交通渋滞の解消策に“トンネル案”があった。費用に大きな差はないが避けられたのはある地元企業の意向が大きいと言う。トンネルではこの企業に好都合でないようだ。この企業は地元選出の大物国会議員のスポンサーとしてよく知られ企業周辺の海面埋め立てや工場造成等を市や県、国にも届けず行った過去があるなど地元では逆らう者はいないワンマン経営の同族会社で、福山市にとっては大きな財源だ。
 元記者が「地元では誰もが知っている」というこの噂?は一切マスコミに登場しない。勿論、こうした話の裏<証拠>を取ることは至難の技だけに記事にするには難しい。
 現地にそんな空気があるとすれば、大臣の発言は良識的で見事なブレーキと言える…?
 
 国との事前協議で準備し、形式的な審査を期待していた福山市にとっては青天の霹靂のような金子大臣の見解だ。大臣の言う『国民の同意』をどのような方法で得られるか、反対派のトンネル案を含めて再検討するか。外部の人にとやかく言われたくない…という地元の声に押される事なく県知事も傍観者でなく踏み込んだ仲介を求められている。
 一度許可すれば取り返しのつかない歴史的遺産に大臣発言がどう転ぶのか興味津津だ。

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