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2009年2月12日 (木)

オバマ演説の影武者は弱冠27歳!!

 バラク・オバマ米国大統領が誕生した。ワシントンの大統領就任式には史上最高の200万人と言われる民衆が詰めかけオバマ大統領の就任演説に酔った。「オバマのスピーチは素晴らしかった!」「オバマ最高!!」と涙で語る黒人の男女のインタビューがTV画面を飾った。

 冬のワシントンの寒さは零下の世界で厳しく、当日は氷点下8度。その中で何時間も待ち続けて寒さに耐えた民衆は米国の新しい歴史を刻もうとする大統領の言葉を直接聞き、歴史の承認者を目指して参加したのだろう。

 就任式の翌日から新聞やテレビで大統領の就任演説のライターを照会する記事を目にするようになった。丁寧に見て更にインターネットで検索すると多くの記事に出くわした。
 
 オバマ新大統領は選挙戦中に国民を魅了し続けた演説の名手の評判を得ていたが、そのスピーチはオバマ大統領一人で作られたものではない。
 スピーチライター達の草稿をオバマが手を入れ完成させる。大統領には多くのスピーチライターがつくがオバマチームの責任者ライターのジョン・ファブロー’81年生まれの弱冠27歳。彼は大統領選キャンペーンのオバマチームのスピーチライターだったがホワイトハウスの大統領スピーチライティングの作成主任に任命された。勿論ホワイトハウスの歴史上最も若いスピーチライターで’03年に大学を卒業した後、上院議員のスタッフとして働いていた時、党大会で地方議員として演説のリハーサルをしていたオバマ氏に「重複部分を削った方がいいよ」と声をかけたのが縁で’05年からスタッフになった。
 オバマ氏は「ケネディーの再来」と言われるほど演説のうまさは評価が高いが「チェンジ」「yes we can」もファブローが捻り出した名文句…なのだそうだ。
 彼は「政治に関わるのはオバマ氏で最後」と言い、ゆくゆくは小説家か映画のシナリオライターの夢を目指すようだ。オバマ演説の影武者に弱冠27歳の小説家志望の青年がいた。 
 ご存知でしたか?如何にもアメリカンドリームの国らしいエピソードではないだろうか。

 一方,KYと揶揄される我が国の首相の演説ライター?と言うと省庁から派遣されている5人の首相秘書官と3人の副官房長官に官房長官が各省庁から提出される要点原稿を整理し首相と協議のうえで纏める仕組み…と言われている。従って、漢字に読み仮名はふられていない…ので誤読が生じる。国民のだれもが総理一人で演説原稿を纏めているとは考えていない。就任直前に雑誌に発表した論文も某新聞社の麻生番記者の執筆…と伝えられた。
 自分の考えや政治姿勢をより明確にしながら国民により分かりやすい演説をするための手段方策は米国に真似るなり学ぶことを勧めたい。
 何はともあれ、弱冠27歳の大統領スピーチライターは日本ではありえない?事丈に驚きだ。

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