橋のデザインコンペ
12月18日の中国新聞朝刊に「広島南道路の新たな橋のデザインが公募される」と載っていた。
先日の新聞には「平和大橋の歩道橋のデザインも公募される」と載っていた。
2つの橋が、ほぼ同時に国際的なデザインコンペの対象になる。
平和大橋はイサムノグチのデザインだが、その橋ができた時には、市民から凄い顰蹙をかったという。
上流にある元安橋のデザインをみれば、その違いがよくわかる。
元安橋は、これが橋だというデザインだ。
その橋と比べれば、「なんじゃ この橋は」と感じるのは当然だろう。
しかし平和大橋は顰蹙を買うほどの独創的なデザインであることで、いまや広島のシンボルとなっている。

しかし、歩道部分は狭く、自転車とすれ違う時など、ぶつかるのではないかといつも怖い思いをする。
欄干は低く、危険でもある。
にも拘らず、シンボルとなった平和大橋に手を付けるのは簡単ではない。
壊すなんてもってのほかだ。
フラワーフェスティバル等大きなイベントがある時には、やむを得ず欄干の上に鉄棒を渡して高くしている。
まことに格好悪いが仕方がない。
ということで、歩道部分だけの増設ということになったようだ。
そのデザインを世界中から募集するという。
イサムノグチの橋に隣接する歩道橋のデザインをどうするかは難しい問題だ。
だから国際的なコンペにして、世界中からアイデアを募るというのは上手いやり方だ。
どんなデザインになるか、楽しみだ。
小さな橋だが、完成したら大きな関心を呼ぶことは確かだ。
またいろいろ議論のあった南道路の太田川、西市飛行場部分にかかる橋のデザインも、国際コンペにするという。
この場所は、いわばサンフランシスコのゴールデンゲートブリッジのような立地にある。
こちらの橋は、数百億円も掛かる大きな橋だ。
まさに広島のゲートとなるに相応しい立地と規模だ。
広島の街の景観への影響は大きい。
この2つの異なる性質の橋ができたら、広島のイメージも大きく変わるだろう。
広島市内の橋も老朽化から架け替えを迫られている橋もある。
新たに架け替えられる橋も美しくあって欲しいと思う。
本来、高架の自動車道にだって美しくあるべきだし、地下道だってもっと楽しくあっていいと思う。
今回のデザインコンペが、そうした都市インフラのデザインについても、街の景観として面から捉えなおす契機になることを期待している。
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