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2008年12月 1日 (月)

米国・オバマ新大統領への期待

 米国初の黒人大統領が誕生した。当確後の第一声は「民主主義を疑っている人がいるなら、今夜がその答えだ」「変革の時が来た」と勝利宣言をした。

 かつて米国大統領選挙で「核廃絶」を掲げる候補者は一人もいなかった。
 イラク戦争が長引き金融危機が高まる中で核を巡る米国内の環境に変化があった。
 昨年と今年の正月に嘗てアメリカの核戦略を構築し推進したキッシンジャー元国務長官ら政府要人らが「核抑止力を疑問視し、核廃絶を示唆する」論文を発表して、国民の支持を得る環境が生まれていた。
米国民はオバマなら現状を変えられる…と期待した。根拠は「米国は間違った方向に進んでいる」と言う人が80%を占めていたからだ。

 オバマ氏は選挙戦を通じて「核のない世界を目指す」と公約してきた。
 ブッシュ政権が拒否してきた包括的核実験禁止条約(STBT)核拡散防止条約(NPT)の批准に向けた努力をし、ブッシュ政権が意欲的だった小型核兵器の開発など新しい核兵器の開発を認めないなど核兵器廃絶の政策に掲げた。

 アメリカ国内で核廃絶の世論がどれだけ盛り上がっているのか定かではないが、昨年から米国50州とワシントンなど102ヵ所で広島市が開催中の「原爆展」には多くの理解と同情の声が寄せられ、従来のヒロシマと言えば「リメンバー・パールハーバー」の声でなくオバマ氏が言う「変革」しつつあるようだ。

 それにしてもオバマ氏の核軍縮の熱意について問われた麻生総理は「米国がいくら言ったってそんなに簡単にできる話ではない」と残念ながら冷ややかな見方をしたようだ。
 「米国の核政策が好転する機会になる」と「早い時期の広島訪問」に期待を寄せる秋葉市長とは対照的だ。
 オバマ氏自身の発言の中に「この勝利だけでは変革を起こすチャンスにすぎない」と指摘し「この先の道は長くて険しい上り坂だから1年や1期の任期ではたどり着けないかもしれない」と国民に忍耐と協力を呼びかけている。まして核廃絶は容易ではない。

 世襲議員の首相が続く日本と全くの無名から登り詰めたオバマ氏。米国民は「変革」を選択したが日本では「選択の機会(選挙)」も失い閉塞感に包まれつつあるのは残念だが日本政府は核に依存しない安全保障政策を米国にどう提示するか…日本の世論が大切になって来る。その為にも“世界市長会議が提案する2020ビジョンに向かって”期待を込めて広島の声を一層強く政府と米国に届けねば…なるまい。オバマ氏へのヒロシマの期待は大きい。

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