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2008年12月 6日 (土)

経済人の危険な暴言

 トヨタ自動車の元社長の奥田碩(ひろし)相談役の発言が波紋を呼んでいる。
首相官邸で開かれた「厚労省行政の在り方懇談会」でテレビの年金報道について「厚労省たたきは異常。スポンサーを降りるなどマスコミに報復してやろうか」と発言した。

 民放はスポンサーの意向が大きく反映されるのを前提にした発言(圧力)である。

 奥田氏は懇談会の座長をつとめているが、懇談会の終りに「個人的な意見だが、本当に腹が立っている」と厚労省に対するTV放送への不満を述べた…と報道されている。
 「“ああゆう番組”のスポンサーは大きな会社ではなく地方の中小企業…」と恰も地方の中小企業がTV放送の勝手を許している責任を責めるなかのような発言もしている。
 民放を支えているのはトヨタと大企業だけでは無い。地方の中小企業も大きな支えをしている。それだけに地方の財界も巻き込みかねない様に受け止められる発言である。

 TV放送に問題が無い訳ではないが、TVは今や国民最大の情報源であり批判の大きい番組や発言者が淘汰されるのは日常茶飯事で、奥田氏の言う“ああゆう番組”がどの番組を指しているのか定かでないが、ニュース番組やワイドショーを指していると思われる。

 年金や後期高齢者問題など厚労省に対する国民の批判の声は嘗てないほど高く、批判の仕方に問題があったとしてもその元凶こそ厳しい反省が求められている現実を考えなければならない。スポンサー料を盾に編集権に介入する…などとお考えではあるまいが、奥田氏の発言は<経済不況に対する>独り善がりな八つ当たり発言?としか考えられない。

 しかし、嘗てはそうした発言が広告代理店や放送局の営業現場に何らかの形でフィードバックされて、少なからず制作現場に影響をもたらすのは世の常だった。中にはスポンサーを降板するケースも少なくなかった。

 景気の低迷を理由に数万人の派遣社員を一度に解雇する日本一の企業?の現状から考えると、航空自衛隊幹部の独り善がり思想とあまり違わない、いかにもその独善性が滲み出ているように思われて情けないと思う。
 
 それにしてもマスコミや放送局がもっと厳しい反発や批判、奥田叩きに出ないのは何故だろう…と考える人は少なくないと思う。
 今回の奥田発言は日本のテレビにとって極めて危険な発言であることは間違いない。
 そこが日本の現実です。今は黙って過ごし、世間の常識にすがって見る…?。残念至極。

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