阿戸のお屋敷
広島市の郊外、安芸区阿戸町に築200年という大きなお屋敷がある。
広島市の文化財にもなっているようだ。
こうした古いお屋敷は、歴史的にも価値があり、建築的にも立派だが、冷暖房は効かず、今では住むにはなんとも具合いが悪いというのが普通だ。
住むのに不適というだけでなく、維持管理費もかかるということで、近年こうした古い家はどんどん壊されていっている。
勿体ない。

最近になって、志和のICの近くにできた大和花というレストランもそうだが、古い蔵や住宅がその価値が見直され、レストラン等に改装して、一般に開放するというケースが増えてきている。
このお宅もレストランにするのも1案だろうが、ちょっとしたイベント会場にするというのも考えられる。
11月にはジャズのコンサートも催されたというが、こんな古いお屋敷の中で聞くジャズは、市内のジャズバーで聞くのとはちょっと違った趣があっていいだろうと思う。
こんど開かれる時は是非行ってみたいと思っている。
度々そうしたことがされるようになれば、ここはちょっとした熊野、阿戸地区の「文化の拠点にもなるだろうと思う。
近くに熊野筆の展示、販売をしている「熊野筆工房」があるが、そうしたお店もこのお屋敷の中に設けられれば、もっと熊野筆の歴史が感じられ、新たな広島の名所にもなっただろうと思う。
街から離れてポツンと建っているような場所にあっても、この車社会では、結構人を集めることはそんなに難しいことではなくなった。
イベント情報だって、ネットで簡単に知ることもできるようになった。
こうした類の建物は、広島市内にはまだまだ沢山ある。
草津地区にも古い建物が沢山残っている。
これからは、やみくもに新たな建物を作るのではなく、こうした古い建物の再利用の仕方を、もっと積極的に考えることが求められる時代になったようだ。



















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