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2008年11月22日 (土)

金剛山歌劇団

 朝鮮総連の歌劇団“今剛山”の公演を見た。
金剛山歌劇団は‘55年(昭和30年に)日本で生まれた北朝鮮が国外で認知した唯一の在日朝鮮人芸術パフォーマンス集団である。
 
 公演のテーマは「一滴の雫がせせらぎとなり山河をとうとうと流れる大河となる 輝く未来に向かう流れを もう誰も止められない 我が民族 今心をひとつに」…。
祖国の正当性と在日のより一層の団結強化を呼びかける意図が見えるが歌に舞踊や太鼓の演奏でそれらしい発言やアピールは見当たらない。

 朝鮮総連はいまだに日本と国交がない北朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国)の大使館?として在日朝鮮人と北の政府や団体の交流窓口として存在してきた。
 歌劇団は在日同胞を鼓舞する役割に加えて日本政府や国民へのプロパガンダ(国家方針の宣伝)戦略を帯びていたと言えよう。
 かつては日朝間の政治的問題にも言及していた時代もあった…と思うが最近は全くない。
外野で問題を起こさないと言うそれなりの配慮か?北を支持する朝鮮総連系の人たちが自国の正当性についてもあまり多くを言わないのもその表れとも思える。

 近年の日朝間は日本人拉致問題で極めて良くない関係が継続している。’02年と’04年の二度にわたる小泉首相の訪朝で日朝平壌宣言で拉致問題と日本の過去の植民地支配問題の清算で国交の正常化が盛り込まれた。
 しかし、核を巡る米国を中心にした6カ国協議の頭打ちや、拉致問題の行き違いで日本の経済制裁が強まり、一歩も前進しない膠着状態が続いている。

 横田めぐみさんを始めとする拉致被害者の救出交渉は一刻も早く進めなくてはならないが何はさて置き先ず国交正常化交渉こそが急がれるべき順序だろう。

 米朝間は’50年~’53年の朝鮮戦争の休戦状態が継続中だ。
 日朝間は1915年の日朝合併以来の植民地政策に於ける大量の強制連行(事実上の拉致)を始めとする数々の問題が’53年の南北休戦以来も、全く手付かずである。
 米国は自国の都合を優先し日本の事情は置いてきぼりにされているのが実情で、何より大切なことは小泉・金正日会談に基づく日朝国交正常化を優先しながら拉致問題も並行させる…事が重要である事は誰の目にも分かっているはずだ…が。

 胸に青いバッジをつけた麻生総理以下民主党国会議員の中にも多く、私には拉致家族に対する意識的パフォーマンスやお為ごかしで、事の本質が理解できていない人に見えるのは間違いだろうか。
 
 この歌劇団の公演に全国各地で公営会場を貸すなとか自治体に後援等を止めるようにと言う圧力が掛っていると言うが広島公演は広島市と教育委員会中国新聞・RCCが後援していた事にエールを送る。最終的には制裁より友好交流の方が大切だから…。

 歌劇団の公演を見ながら日本の圧政で言葉や文字に氏名まで奪われ民族の誇りや生きる権利や生活のすべてを奪われた人達の事を考えた。

 今なお国外で税金を納めながら参政権や基本的人権すら保障されない苦しみや悲しみを抱えている民族がどれだけいるだろうか。

 更迭されたとは言え、日本の植民地化や侵略行為を正当化し旧軍隊を美化する、現職の航空幕僚長がいるこの国の防衛感覚が徹底的に追及され問われる時ではなかろうか。
 改めて在日朝鮮人や日韓、日朝の問題解決のため日本国民の緊急な政治課題として、次の総選挙の争点として位置づけられるべきとの思いを強くした。
                   

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