家族
上の男の子が小学生の頃、父兄参観日に「お宅のお父さんは、病気ですか」といわれ、
女房は「はあ? いえ、病気じゃありませんけど・・」答えたそうだ。
教室の後ろの壁には「私のお父さんの好きな食べ物・おかゆ」と書いた作文が飾られていたという。
そのころの私は、毎晩飲んだくれて、帰るのは午前様だった。
自宅では食欲がまったくなく、「おかゆ」しか食べられなかったのだ。
以前女房に「俺も、子供たちとよく遊んだよね」といったら、
「お父さんは、自分のやりたいことに、子供たちを付き合わせただけでしょ。
スキーだって、ドライブだって、オー行くぞ、とサッサと先に行っちゃうんだから。
あと追いかけていくのは、私と子供たちよ」
と言われてしまった。
まあ言われてみれば、そうだった。
お陰で?子どもたちは妙に自立している。
下の女の子は、大学時代の友人とサッサと結婚してしまった。
上の男の子は、たまにあった時「どうだ?」と聞くと、「こうだ」で話は終わる。
広島に来るときも「行くぞ」とだけいって出てきた。
「普通は子供が大きくなると、子供が家を出て行くのに、内はお父さんとお母さんが家を出ていってしまった」といわれた。
広島に来てもう6年になる。
しかし一緒に来たはずの女房は、いつの間にか子どもたちの東京にいることの方が多くなっている。
お陰で、広島では沢山の友達ができた。
私も妙に自立している?
それが女房の作戦?
ニャロメ!
敵もやるなー。
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