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2008年11月21日 (金)

安芸の柿―広島ブランド

11月に入って、湯来町を走ると、あちこちの庭先に柿の木を見かける。
黄色くなった柿が、一杯についている。
綺麗な景色だ。
その殆どが西条柿だ。
西条柿は渋柿で、干し柿にするか、渋を抜かなければ食べられない。
皮をむいて干し柿にするのは面倒なのか、ほとんどの家では、そのまま放置し、熟して、落ちるに任せているという。
柿を生ったまんまにしておくと、熊が食べに来ることもあるので、本当は危険なのだという。
私の友人のS氏は「西條の実家にも屋敷内に樹齢50年以上の大きな西条柿の木が数本あって、秋には熟した柿が落ちていました。その木も幹がひと抱えにもなった頃、誰も食べず、干し柿にする手間もなくやむなく30年前に伐採してしまいました。」といっていた。
もったいない。

1_2

通常お店で甘柿と称して売っている柿は、渋柿を炭酸ガスやアルコールを使って渋を抜いているのだという。
そうすると、渋の成分であるタンニンは不溶性になり、渋みがなくなるのだという。
昔は、一晩お風呂のお湯につけて、渋を抜いたそうだが、なかなか上手くいかず、半分近くが渋いまま・・ということもあったという。
今では、ドライアイスでいとも簡単にできるそうだ。
それでか、甘柿といっても、そんなに美味くはない。

本当の甘柿は、やっぱり木で熟して、トロッとなった頃食べるのが美味い。

子供頃育った家の庭には、柿の木、グミの木と八重桜の木があった。
我が家にあったのは甘柿だった。
木に生っている状態で熟した柿は本当に美味かった。
凄く大きかった。
種類は甲州百目だったのだろうか。
秋になって、毎日一つずつ取って食べるのが楽しみだった。

この甘柿は渋柿の突然変異でできたもので、日本にしかない品種なのだという。
だからか、甘いだろうと思って、かじってみると渋かったりする。
甘さに安定性がない。
そんなことでか、トロッと熟した甘柿は、お店には売っていない。
熟す前に取って、人工的に渋を抜いているようで、あんまり美味いとはいえない。
その所為もあってか、どうも柿の人気はいま一つさえない。
ほんとうの柿の美味さが、どうもきちんと伝わる仕組みになっていないようだ。

柿の旬は数週間と極めて短い。
それならいっそ、その短い旬を、逆に「売り」にする仕掛けを考えたらどうだろうか。

ケーキだって、弁当だって本日中にお召し上がりくださいと書いてある。
「柿も明後日中にお召し上がりください」と書いて売るようにしたっていい。
「湯来町に行けば、美味い柿が食べられる。行かなければ食べられない」なんて宣伝の方法もありそうだ。

干し柿だって、私は好きだ。
でも家族の中で干し柿を食べるのは私だけだ。

本当は干し柿もカチンカチンになるまで干したものより、ちょっとトロッとした感じの方が美味い。
西条柿を買ってきて、皮をむいて、4~5日たって渋が抜けてから食べても、結構美味い。

「柿の本当の美味さ」をきちんと知ってもらうことがまず必要だ。

柿の栄養価についても、もっと宣伝したらいい。
バナナがダイエットにいいということがTVで放送されたら、バナナが売り切れたという。
「柿はビタミンOの含有量が、ミカンの倍もある。
柿の渋みの成分、タンニンは血圧を下げる効果もあるという。
またアルコールデヒロゲナーゼは2日酔いにも効果的だという。

広島市には農業振興センターもある。
甲州百目とかの甘柿を品種改良して、新種広島特産の甘柿をつくったらどうだろうか。
安芸の甘柿を作るのだ。
それを、農家の庭先に植え、「広島ブランド」として売るようにしたらいい。
湯来町にいかなければ、熟した甘柿は食べられないというようにしたっていい。
秋になって湯来町にいけば、どこの農家にも柿があるのは景観的にも美しい。

広島の温暖な気候は柿に合っているように思う。
虫もそれほど付かないし、手入れも難しくない。
桃栗3年、柿8年という。
そんなに時間はかからなくとも大きくなる。
渋柿の木に甘柿の木を接ぎ木すれば、数年で実がなるようになるだろう。

リンゴ畑とか梨畑、みかん畑はあるのに、柿畑というのはあまり聞かない。
例えば湯来町に大きな甘柿の山があるということにでもなれば、それはちょっとした名所になるだろう。

地産地消、自産自消にもなる。
広島市の食料の自給率を上げるためにも、柿を各戸の庭に植えたらいい。

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柿は秋、
だから安芸の柿?

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