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2008年10月10日 (金)

環境からの視点―自然中心主義への転換

近頃雨の降り方が尋常ではない。
1時間100m/mwを超えるゲリラ的豪雨があちこちで起こっている。
それも極めて狭い地域に、急に降り始め、滝のようにふり、ものすごい量の雨が降る。
現在の技術では全く予測不可能のようだ。
いままでありえなかったような地域に洪水が起こったりする。
急に水かさがまし、流されて人が死ぬという事故も起きている。
広島市の中心部はデルタの上にある。
広島でそんな雨が降ったらどうしようと心配になる。
広島は大丈夫なんてことは決してないだろう。
地球はどうもおかしいということを近頃は誰でもが身近な問題として感じるようになった。
ゴア元アメリカ副大統領の作った映画「不都合な真実」でも指摘しているよう似、地球全体がおかしくなっている。
地球が壊れそうになっていることを感じる。

石油の枯渇問題に対しては、速やかに車社会から脱皮し、できるだけ公共交通に乗り換えるべきだ。
それがひいてはCO2削減にもなる。
太田川の水質の汚染はまだまだ解消されていない。
瀬戸内海の水温上昇も深刻だ。
外国からのからの輸入食品は様々に汚染されている。
広島市の食糧自給率は3%だという。
地産地消も食糧の安全性という面から見直されている。
こうした問題は、すべて環境という問題に収斂できる。

環境問題は極めて複雑多岐にわたる、総合的な問題だ。
広島市でも今年を環境対策元年として、地球温暖化対策推進条例を制定しようとしたが、議会で否決されてしまった。
総論賛成、各論反対といった感じだ。
しかし残念なことだ。

広島大学の中根教授もそうした状況に対して危機感を感じ、多方面の研究者に呼びかけ「環境ビジョン 21」という活動を始めた。
先生方も環境問題については、単に研究していればいいという状況ではない、市民、企業にきちんと警告しなければいけないという思いからのようだ。

東京のような大きな都市ではこのように多方面からの研究者を集めた活動を進めることは難しい。
広島だから可能なことだ。
新たな可能性を感じる。

広島大学中根教授らの活動に期待したい。

1

文化勲章受章者の梅原猛さんが
「人間中心の哲学から、自然中心の哲学に転換すべきだ」
といっている。
デカルト「我思う、故に我有り」というように我を世界の中心において自然と対立させるという近代の科学文明主義が環境問題の原点にあるともいっている。
「生きとし生けるもの中に、人間が生きている」という自然中心主義に転換すべきだというわけだ。
まさにコペルニクス的思想転換が起ころうとしているようだ。

今私たちの生活そのものが大きな価値観の転換、パラダイムシフトを迫られている。

こんな大きな価値観の転換を起こすには既存の価値観の中にある人には無理だ。
まったく別の価値観で生活している人でなければ難しい。

平和をテーマとする広島市の秋葉市長に対し、環境をテーマとする広島県知事が誕生すれば、それは素晴らしいことだとも思う。
そんな知事の誕生をも期待したい。

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