広島ブログランキング

  • 広島ブログ
無料ブログはココログ

« 批判 | トップページ | 新藤兼人「日本教育への遺言状」 »

2008年9月10日 (水)

ジャマイカ旋風

 北京オリンピックも大詰めを迎えて開会前の心配ごとも大きくならないで順調な展開をする中で“ジャマイカ旋風”が起き、TVを通じたオリンピック熱は盛り上がった。

 20日の男子百メートル決勝でジャマイカのボルトが19秒30をマークして百メートルに続く世界新記録で優勝した。2種目とも世界新記録での2冠は史上初。米国のスプリンター3人が短距離界の誇りを掛けて挑戦したが勢いに乗るボルトの前では相手に成らなかった。
 トラックに横たわって喜びを表現したボルトに九万人を超えるスタンドの観衆は総立ちで拍手を送り、地鳴りのような歓声が北京オリンピック場を包み興奮が最高潮に達した…感がTV画面に溢れた。
 
 17日には女子百メートルでジャマイカ選手がメダルを独占する快挙を打ち立てている。
長年世界の短距離王国として君臨してきた米国から、完全にその座を奪う勢いだ。

 ウイニングランではレゲエのリズムに乗る様に国旗を体に巻いて踊り、選手の一人は「強さの秘密はレゲエパワーだ。神懸かりかね?」とおどけて見せた。天真爛漫な明るい国民性が特徴のようだ。

 ジャマイカと言えば“レゲエの本場”くらいしか知らない。
 ジャマイカは15世紀末にコロンブスが発見し後にスペイン領となり今はイギリス領の国だ。キューバの南に位置しブルーマウンテン山があるカリブ海に浮かぶ島国だ。
 日本の秋田県ほどの広さに270万人と広島県より10万人余少ない小国だ。
 一人あたりの国民総所得が約5000ドル(約55万円)と豊ではない。そんな国でも金を掛けずに出来る陸上競技は国技と言えるほどの人気があると言われている。
 
 小学校から授業に陸上競技が取り入れられ、100年前から始まった低年齢世代の大会で好成績をあげると、専門的なコーチに指導が受けられるシスティムがある。
 発掘された優秀な選手が欧米の大学に進むのが一般的で外国籍を取得して五輪の舞台で活躍した選手は多い。しかし、最近では「MVP陸上クラブ」が出来、地元の大学で競技に打ち込む選手が増えているようだ。外国遺移籍の成功例に比べると失敗例も多く、地元に留まる理由の一つのようだがその背景にある真相や詳細は定かではない。
 しかし、日本をはじめ経済先進各国は学ぶべきことが沢山ある様に思えてならない。
 
 何はともあれ、大地震にテロ大気汚染に食糧偽装、何よりも心配された国民のマナーにスポーツ観戦マナーもどうやらオリンピックを通じて国際的に成長しつつあるようだ。
40年前、公害・薬害の真っただ中の東京五輪時代の日本に比べてみればそれなりの理解は進むと言うものだろう。
 
 北京オリンピックの何よりの収穫は四川大地震を経て多少のトラブルはあったものの報道の速報性が保証されたことが第一に挙げられよう。今後、報道の自由が格段に進むには一党独裁体制が瓦解し民主国家が実現できるかどうかに掛ってくる。

 当分先のことと考えられるが、表面的にはまずは北京オリンピック大成功!!
小国ジャマイカ旋風の貢献度は極めて高い。

*お願い
この文章の下にある《広島Blog》というバナー(画像)を クリックしてください。

« 批判 | トップページ | 新藤兼人「日本教育への遺言状」 »

経済・政治・国際」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/211008/42427005

この記事へのトラックバック一覧です: ジャマイカ旋風:

« 批判 | トップページ | 新藤兼人「日本教育への遺言状」 »

関連書籍

  • サイフもココロもハッピーに!ちょびリッチ
2018年11月
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30