元宇品のトイレ
公園のトイレは、「目立ってはいけない」、でも、「どこにあるか、すぐに解らなければいけない」とい矛盾した要求を満たさなければならない。
その上、便器、手洗いもあり、浄化槽もついているので、坪あたりの工事費は結構高い。
近頃は身障者用トイレも併設することを義務つけられている。
ということで、トイレはなかなか厄介な建物だ。
公園に建つトイレで、これはいいなーと思うデザインはなかなかお目にかかることは少ない。
元宇品の岬の先の駐車場に木造のトイレは、そうした要求に対して、なかなか上手く答えている。
森の中に木の塀がある、箱があるという感じで建っている。
このトイレは屋根がないことも特徴だ。
木は腐りやすいので、通常はなかなか雨が直接当たる部分には木は使いにくいが、この建物はまだ腐ってはいない。最近はかなり高度な防腐塗料が開発されていることもあり、あちこちの建物で外壁に木材が使われているのを見かける。
ここでもそうした類の塗料が使われているのであろうか。
水も水道管で引かず、後ろのタンクにその都度給水している。
汚水もバイオで処理している。
国立公園特別地域という特別の場所であることへの配慮も上手くされている。
木造であること、バイオトイレであること等なかなかの苦心の跡が覗える。

こうした場所にポツンと建ち、通常のトイレと違う維持管理を必要とする類のトイレはとかく汚くなりやすい。
維持管理は大変だろう。
しかしこのトイレは意外と綺麗に使われている。
住宅のトイレが綺麗か否かで、その家庭の生活がわかるとよくいわれる。
公園のトイレが綺麗か否かで、その街の市民のレベルがわかるというわけである。
広島市民の意識はかなり高いようだ。
このトイレは、街から離れた所に作られるトイレのモデルになる。
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こんにちは。
元宇品の国立公園はよくいきます。
鳥の鳴き声、森、海の音、すべてに癒されます。
大切にしてほしいです。
投稿: takemit | 2008年8月23日 (土) 21時06分
takemit様
元宇品の公園はいいとろですよね。
だからといって、一般の市民は行きませんよね。
どうしてでしょうか。
投稿: 元安川 | 2008年8月26日 (火) 14時08分