街のグリーンポケット
広島の中心市街地のいくつかのビルの前に、小さな緑のスペースが設けられている。
木が植えられ、石が置かれ、ごく小さな川があったりする。
どれも「緑のポケット」といえるほどに小さい。
銀行協会ビル前、袋町の市民交流プラザ前、鹿島建設ビル前、広島TV前、漁業組合ビル前、マンションの前。
注意してみると、街のあちこちに、そんな「緑のポケット」はある。


建築基準法上の空地を設ければ、建物の高さ、容積率を緩和してよろしいという「公開空地」という制度を使って、緑の空間を作り出しているケースも多い。
しかし、この二つのケースはそうではないようだが、こんな小さな「緑のポケット」でも、街の景観を作る上では大きな役割を果たしている。
この小さな緑のポケットを「街のグリーンポケット」と呼んだらいいのだろうか。
街を歩くことが楽しくなる。
癒される。
広島の街の品格を創り出してもいる。
古来、日本には建物の中に小さな庭をつくる「坪庭」という技術がある。
ビルの前に作られたこの小さな「街のグリーンポケット」は「街の坪庭」ともいえる。
東京の銀座には、こんな緑のスペースはない。
どのビルもぴっちり道路に接して建っている。
道路に面した1Fの方は高く貸せるという計算をすれば、なかなかこんなスペースは作り難い。
日比谷公園のように、ニューヨークセントラルパークのように大きな公園は、それはそれでいい。
平和公園、平和大通りも素晴らしい。
しかし「街のグリーンポケット」にはまた一味違った風情がある。
「歩いて暮らせる街を創る」ということはこれからの時代の重要なテーマだ。
「街のグリーンポケット」そのための重要な要素だ。
そんな場所が広島の街には至る所にある。
広島人の品格を感じる。
広島は住むにはいい街だ。
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