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2008年8月 6日 (水)

助けて!! イラクの小児科医の叫び①

 イラクのバスラから来た小児科医の「バスラの子供たちの実情」を聞いた。
 医師は国立バスラ産科小児科病院のフサーム氏(38)。彼は“セイブ・ザ・イラクチィルドレン広島”の招きで<URL=http://homepage.korinkan.co.jp/iraq-children/>'04、’05年に広大病院で小児血液病を研修し、今年も4月から7月末まで研修のため広島滞在中だ。
                    

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 バスラは人口150万人のイラク第二の大都市で嘗ては石油でとても豊かな街だった。
 総合病院は市内に4つあるがその中でも一番規模が大きく、ベッド数427うち294ベッドが小児用だが入院中の幼児たちは一つの保育器に3人が詰められ廊下やベッドの間の床に収容される等700人を超えて溢れている。

 子供たちの病気は栄養失調から悪性腫瘍・白血病など極めた深刻な状況にある。しかし、設備は古く医療機器も不足し取り分け薬が入手できない為多くの人はヨルダン、シリア、イランなど隣接国へ治療の為に出国する。待遇が良くない為医師・看護師不足は恒常的でおまけに医師や知識人の誘拐・殺害事件が目立って多くなった為に国外に避難し医師不足に拍車がかかっている。その上、治安が悪いため通院や病院間の転院もままならない。
 加え水の供給が難しくまして下水処理は極めて悪く不衛生が蔓延っている。

 元々シーア派と反政府の対立はあったが’91年の湾岸戦争や’03年の米国の侵攻で治安は一気に悪化し、使われた劣化ウラン弾の影響で癌や白血病が急増し、特に子どもへの影響は著しく拡大始めた。米国の燃料確保戦略がイラクの政治も経済も人間も狂わせている。

 医師が最も悩ましいのは医療機器不足と検査設備の不備で、子供たちの病気の診断さえ下せない…輸血体制も不十分で抗生物質から化学療法薬に至るまで薬品は不足して、日々死んで行く子供は月に平均100人を超えている。
 今なんとか命を永らえている者たちは日本とオーストラリアのNGOなどからの支援金と薬のサポートがあるからだ。

 まだ若いフサーム医師は怒りを抑えながらデーターと目を背けたくなるような写真を示しながらバスラの子どもの窮状を訴えた。                (続く)

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