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2008年8月18日 (月)

なぜタクシーはLPGで、自家用車はガソリンなのか?

昨日乗ったタクシーの運転手は、
「LPG車で何も具合の悪いことはない。エンジンも綺麗だから、40万キロ以上は楽に走れる」といっていた。
ここで、なぜタクシーはLPGで、自家用車はガソリンなのかについてちょっと考えてみたい。

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タクシーは年間約10万キロ以上、廃車になるまで通常少なくとも40万キロは走るという。
LPGでリッター8キロ走るとすると、年間のLPG消費量は5万リッターとなる。
5~6年前、ガソリンが80円位していた頃、LPGは60円位だったそうだから、当時はその差額は20円だった。
とするとLPGを使うことによるメリットは100万円だったということになる。
通常LPG車に改装するには25万円程度かかるが、タクシー車は最初からそうされているので、その改装費はいらない。
タクシー用の車はデザインの変更もないので、同じグレードの普通車と比べても取得価格は却って安いようだ。
タクシーは、LPG車にすれば年間100万円もメリットあるとなれば、それはLPG車にするのは当然だといえる。

自家用車は、普通の人で年平均5千キロから1万キロ走るようだが、所有期間は大体8年くらいだそうだ。
年1万キロ×8年=8万キロとすると、
自家用車の使用するガソリンは、8万キロ÷8キロ=1万リッターとなる。
LPGを使用すればそのメリットは、1万リッター×20円=20万円となる。
年間では、20万円÷8年=2.5万円程度得することになる。
費用面で自家用車をLPG車にするメリットはあまりないといえる。
購入してから、LPG車に改装するには費用は25万円かかる。
改装したら5万円損するということになる。
損してまで改装する人がいるわけがない。

故にタクシーの殆ど全てはLPG車となるが、自家用車のLPG車はほとんどなかったということは、費用面からも頷ける。

しかし今ではLPGとガソリンの価格差は100円を越えている。
タクシーではLPGにするメリットは、5万リッター×100円=500万円にもなる。
凄い額だ。
自家用車でも、1万リッター×100円=100万円ということになる。
これはちょっとした額だ。
改装費25万円を引いても75万円得することになる。
今のガソリン価格が高騰しているときにあっては、これからでもLPG車に改装するメリットは充分あるということになる。
年に5千キロしか走らない人でも、2年程度で改装費を回収できる。

ガソリンがこれだけ高騰すると、価格面からもLPG車のメリットがある。
さあ貴方ならどうする?

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経済・政治・国際」カテゴリの記事

コメント

LPG車を営業車だけに留めているのは明らかに国策です。日本はガソリン車のエンジン技術は優れていますが、LPGについてはヨーロッパや韓国の技術に負けます。だから普通のガソリン車をそのままLPGにしただけの日本のLPG車はパワーがありません。それでハイブリッド車や電気自動車、燃料電池車などの開発を急ぎ、LPG車が一般に普及しないようにしているのです。LPG車が普及すればLPGスタンドも増えて、ガソリン車は益々不利になります。そういうワケで、環境に良いと分かっていながら、普及しないようにしているのです。

LPG車の技術は、ヨーロッパ、韓国はそんなに進んでいるのですか?
ディーゼルエンジンでは、ヨーロッパが進んでいるとは聞いていましたが、LPG車についてもそんな格差があるとは知りませんでした。

日本はすぐ右へ習えで、皆同じになってしまう怖さがありますね。
いいときはいいのですが、多様性に欠けているので、何かあったときには、極めて弱いということがありますね。
日本に蓄積されている技術的能力からすれば、LPG車の開発はそれほど難しいことではないと思います。
トヨタに一泡ふかせる意味でも、マツダ等の2、3番手のメーカーがLPG車の開発、販売を進めたら面白いですね。

ヨーロッパやヒュンダイ自動車のLPG用の直噴エンジンはガソリンに比べて97%から100%の出力です。それに対し日本のLPG車は明らかにパワー不足で、平地はいいのですが、急勾配では結構きつくなります。
ボルボなどは全車種にLPG車を用意していますし、韓国でも全体の2割近い車がLPG車ですが、日本では普通乗用車ではLPG車を作っているのは三菱自動車だけのようです。その三菱のLPG車は相当売れているようですが、それにも関わらず他のメーカーがLPG車を一般向けに作らないのは自動車業界を牛耳っていてハイブリッド車で世界をリードしている国策会社への遠慮が大きいようです。

先日の乗った広島のタクシーA社は、50万KM走ると売却するそうです。
それを買ったB社は、それから更に30~50万KM走るそうです。
100万KM走るLPG車もあるということです。
80万KMとしても÷8×100→1000万円
のメリットがあるということになります。
凄いですねー。

エンジンを殆ど汚さない=エンジンが長持ちするというのもLPG車の大きなメリットです。同じエンジンなのにガソリンだと15万キロしか持たないエンジンが、LPGを使うと100万キロも使えるというわけです。これだけでも、かなりの省資源ということになります。

LPG車をキャブ仕様にしているのは、通産省です。インジェクションがガス製造装置にあたるという見解で、インジェクション化を阻止していました。まったく役人による、役人のための言い訳です。それに意見しないタクシー業界も問題ですが、、、
最近のトヨタ・コンフォートはインジェクションに変えられています。ようやくというところでしょう。
メリットは、馬力アップ、排気ガスのクリーン化、燃費の向上です。

しったかぶり様

「インジェクションがガス製造装置にあたるという見解で、通産省がインジェクション化を阻止している」とは。
ありそうな話ですね。
核の密約もそうですが、行政にはどうも本当のことを隠すという習性があるようです。
リスは食べ物を隠して、その隠した場所を忘れてしまうということがあるそうです。
行政はリスみたいな可愛いらしさはありませんね。

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