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2008年7月20日 (日)

ピオーネの季節

 広島にはいろいろな名産がある。この時期のチャンピオンは何と言っても三次のピオーネだ。やっと、市内のデパートの果物売り場に並び始めた。夏の暑さと梅雨の鬱陶しさを吹き飛ばす味と香りは夕張メロンにデンスケスイカや水密桃に比べようがない逸品だ。
 強い甘みがありながら爽やかな酸味があって、すっきりとした味が特徴だ。
 
 岡山生まれと思っていたが50年前、静岡で巨峰とカノンホールマスカットを交配して生まれた。ピオーネはイタリア語の開拓者(パイオニア)の意味。三次のピオーネは米に依存した農業構造から脱却しようと‘74年(昭和43年)に24戸の農家が県の果樹試験場の指導で生産組合を立ち上げてスタートした。

 海抜300メートル前後の丘陵地で山陰と山陽の中間的な内陸型の気候で夏は暑く冬は低温で年間平均気温が13度前後に降水量は年間1600ミリ、積雪は20センチ前後。秋から春の晴れた日には川霧に覆われる日が多いのが特徴で20戸が32haで栽培している。
 この時期に出荷するためには冬の間からビニールハウス内の温度管理をして育て、盆明けまで出荷される。ここでも重油の高騰が大きく響いているが、雨が少なく昼夜の温度差などの天候に恵まれて色も味も良好…で、8月末から10月初旬までは露地ものが出回る。

 初めて口にしたのは30年くらい前、導入を強く推した当時の竹下副知事の口利きで三次の生産組合の人たちが県庁の記者クラブにPRのために持ち込んできた。当時は生産量が少なく一粒数百円?と値段も高く、東京や大阪の高級料亭や専門店への出荷が中心で広島の一般店頭ではお目にかかれない超高級品でもあった。

 生産者は集荷の半年も前から市場と綿密な打ち合わせの上出荷計画を作り、品質規格の統一を図った厳しい選果で高品質を保ち安定した出荷を維持し高いブランド化に成功した。
 広島カキや広島菜でも同じような計画的出荷が成功の陰にある。旨いから出来るだけたくさん生産して出荷する…のは消費者のため?と誤解するむきがあるがそれは違うようだ。
                    
 私が全国の友人たちに「黒い真珠」を届けるようにようになって10数年になる。冬のカキと並んで楽しみに待っている人に届くけられると必ず電話が来る。弾んだ声は満足の声だ。ふるさと自慢の宅配便を始める時期が来た。今年も秋までかけて徐々に届けようと思う。

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コメント

ピオーネ、大好き!!!

関東生まれの関東育ちですが、岡山の知人から送ってもらってピオーネを知りました。それまではマスカットが好きでしたが、今は葡萄と言えばピオーネです。ピオーネの季節、大好きです。

「ピオーネの季節」この題名に吸い寄せられるように読みました!!! というのも、私はピオーネが大好きなんです!! 
夏といえばピオーネ♪ 自分の生まれ育った広島に、自慢の「三次ピオーネ」があるなんて、素晴らしいこと!!! とても誇りに思います。
もちろん今年もゆうちょやデバートから自分へのプレゼントとして(笑) お取り寄せの手配もバッチリしてますよ!!  
でも、グランパさんのように、全国の友人たちに届けるのも、いいですね〜〜(#^.^#)
「人が喜ぶ笑顔」これが自分への何よりのプレゼントかもしれませんね!!

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