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2008年7月18日 (金)

さり気ない高齢者への配慮

 5月に古希を迎えた。杜甫が自ら70歳を「70は古来希なり」と言ったこと由来する。
 平均寿命84~5歳の今では70歳は老人の入り口だ。

 それにしても今年は長寿国日本の高齢者対策が冷淡だと批判が噴出した。
 「後期高齢者医療制度は姥捨て山」と厳しい批判にさらされ、予備軍としてはこの国の老人対策の軽薄さが露呈して情けなく腹立たしい思いだ。

 古希を境に広島市から2つの通知を受け取った。いずれも70歳以上の高齢者に対応する広島市の助成制度の活用案内である。
 ひとつは国民健康保険の高齢受給者証の発行である。70歳以上でも負担は2~3割に変わりはないが市民税課税所得が145万円以下の人は1割で済むという。残念ながら結構、感謝される人は多いと推測する。

 いま一つは、公共交通機関を利用する際の助成制度だ。「高齢者の外出のきっかけづくり」として、市内のバス・電車も利用券が交付される。対象は広島市に住民基本台帳か外国人登録原票に登録している70歳以上の人だ。
 たとえば市内バス・アストラムライン・電車で6,000円カード1枚。JR回数券引き換え券(1,400円券×3枚、1,250円券×1枚)タクシーチケット(500円券×12枚)などたくさんのメニューがある。高度成長期にはフリーパスを出した時期もあった…。

 財政が厳しい今は、70歳以上なら誰でも利用できる訳ではない。一定の所得制限はある。
 年金収入が年間340万円で国保の支払いが年間25万円、控除対象配偶者、扶養親族が0人の場合では公的年金控除額160万円を除くと課税対象額は155万円で結果所得限度額159万5000円以下であるため、この制度が利用できる対象になる。

 市の年間予算がどれ程あるか判らないが、かなり多くの高齢者がこの制度を活用できることになろう。街中に住んで徒歩と自転車で大抵の用事が済む私にとって利用価値は低いが、周辺団地や郊外に住む高齢者は大いに活用すればよいと思う。『高齢者の外出のきっかけづくり』とは、使いやすさを演出する役所の“さり気ない高齢者への気配り配慮“が感じられて嬉しい。

 こんな世知辛い時代に、この街の良さや優しさをこうした行政施策を活用することを通してでも実感できるのではなかろうか。“人に優しく高齢者に温かい街”をより多くの人が実感できる時、広島は世界に誇れる街に成熟して行くのだろう。

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