メール「脅迫状」の規制は出来るの?
朝パソコンを開くと20本近い迷惑メール。迷惑メールの振り分けはかなりの部分をパソコンが自動的に処理できる。しかし、最終的には自分の判断で削除しなければいけない為、日に3回で4~50本、多い日で80本の迷惑メールの削除処理するのも日課の一つだ。
その内容の大部分は援助交際や男女の交際、アダルトビデオの契約や紹介で、まともな商品売り込みと思われるものは10%程度かと思われる。
友人の話だと私の数倍を処理していると言う。まさに迷惑千万である。
そんな迷惑メールの中にひと際派手にアピールするメールが日に5~6回来るようになって一月が経過した。<料金滞納通知>である。発信者は○○事務局となっている。
あたかも購入商品の代金を滞納している…ための督促である。
内容を確認してみると「アダルト番組」の契約で『…貴方は対応の意思をお持ちでないと判断せざるを得ません。よって、次なる段階の対応へ移行…。過度に滞納されますと、悪質利用者・悪意を持った入会者と判断せざるを得ませんので、通報機関に通報…』と恰も私が詐欺的行為でもしているように仄めかし、警察か検察庁にでも告訴しかねない…と匂わす様な内容で…早急に番組料金○万○千円を支払えと、〈お支払い講座案内ページ〉が
ある。今にも告発…とばかりの文章に代わって4週が過ぎたが何も変わったことは起きていない。勿論、こんな迷惑メールに惑わされることはないが、中には被害をこうむる人もすくなくないのではなかろうか。
こうしたメールの悪質・巧妙化した迷惑メール(特定電子メール)の送信に関する罰則を強化する法改正『特定電子メールの送信の適正化等に関する法律の一部改正案』が今国会で成立した…との新聞報道に接した。
従来は受け手が断っても更に送り続けると違だ。だが、拒否のメールを送り返すと、かえって迷惑メールが増える悪循環があった。また、承諾や拒否の記録を残さなくてもいいことが取り締まりの障害になっていたようだ。
事前承諾無しに広告メールを送ること自体が違法とされ承諾記録の保存が義務付けられる。違反業者への罰金も100万円から3千万円に引き上げられた。
この改正で私たちのパソコンに流れていた迷惑メールが一気に無くなるとは考えにくいが企業や商売上には生かされ、徐々に個人のところにも好影響が表れるのではないかと、ささやかに期待を寄せるところだ。
私の場合、放置していても私自身に被害は発生しないが、こんな業者を取り締まるには私でありメール受信者が警察に告発する必要があるのだろうか。どなたか、ご指導あれ!!
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現在、迷惑メールは全メールの80%以上とも言われ、世界の共有資源であるインターネット資源を無駄に消費しています。私も一日に受信する迷惑メールの数も500通を下ることがなくなり、増加の一途です。
当然、各国政府も、各プロバイダーも対策に腐心していますが、行う方も中国のサーバーや、国交のない国を経由させるなど、一筋縄では取り締まれないように次々と新手の手段を開発してきます。
それでも、少しでも減らすよう行動する意思があれば、以下に情報提供を行ってみてください。
http://www.dekyo.or.jp/soudan/ihan/
投稿: 泰夫 | 2008年6月14日 (土) 18時30分