ひろしま美術館とコンサート
先日6月14日の土曜日、ひろしま美術館の真ん中のホールで、コンサートがあった。
広響メンバーの後藤絢子さんのバイオリンと、岩橋綾さんのチェロの2重奏である。
美術館で聞く音楽は、アステールプラザで聞くのと違い、なかなかシャレている。
マティスとルオーの絵も、より素晴らしい絵に見えてきた。
絵と音楽のコラボレーションは、絵にも音楽にも新たな感動を与えてくれた。
何かひどく知的な、豊かな時間を過ごしたように感じた。
可笑しい。
後ろに立ち見がでるほどの盛況であった。
今回のコンサートは広島信用金庫の後援である。
こうした試みは毎月第2土曜日の2:00から開かれている。
始めてもう4年になるという。
企業のこうした支援に感謝したい。
ひろしま美術館は紙屋町の交差点から歩いてすぐのところにある。
中心市街地のど真ん中だ。
周りを大きな木々に囲まれ、入り口を入ると芝生の広場ある。
環境も素晴らしい。
この美術館は広島銀行の創立100周年記念事業として作られた。
印象派の作品の収集では日本でNO・1だという。
ひろしま美術館は全国の美術館と連携し、巡回展も積極的に催している。
コーヒーコーナーも、街中のカフェとはまた一味違った落ち着いた雰囲気がある。
リーガロイヤルホテルと提携して、芝生の中庭を使って、パーティーを開いたりしている。
民間施設ならではの自由な発想で、新しい価値を創り出している。
素晴らしいことだ。
中国新聞も宣伝に様々に協力している。
アストラムラインの社内にも、近頃時々ひろしま美術館の広告を見かけるようになった。
ひろしま美術館は、広島市の文化を象徴する重要な施設である。
« 劇団四季とALSOKホール | トップページ | 郵便局と電気自動車 »
「文化・芸術」カテゴリの記事
- 上野の芸大祭(2024.09.10)
- ブルーマン・悪ガキのスマートな遊び?(2024.08.25)
- 旭山動物園・「行動展示」を採用(2024.08.11)
- 思い入れの深さ・演劇「the Change」(2024.07.20)
- amazon prime・ウエストサイド物語・ストリートミュージカル (2024.07.06)
コメント