「千羽パネル」プロジェクト?
毎月、第二金曜日の夜、平和公園の資料館東館に平和や環境問題を中心に草の根活動に取り組んだり関心を持つ個人やグループが集う会がある。年齢も職業も様々でそれぞれが抱える問題を投げかけたり活動報告をしあって連帯の輪は徐々に大きくなっている。
備後の府中市から参加している石岡敬三さんは手作りの小さなソーラーパネルを平和資料館の屋上に設置して消費電力の一部にしようと言うプロジェクトを広島市に提案している。佐々木禎子さんの「千羽鶴」にあやかって「1,000枚のソーラーパネル」が目標だ。
パネルは単結晶5インチセル(2分の1サイズ)34枚を白板強化ガラスに貼りアルミフレームで固めた54㌢×63㌢×3、5㌢。30Wの電力を出すことが出来る。12Vのバッテリーに蓄電した場合20wの電灯を約5時間灯すことが出来る能力を持っている。


現在考えられている仕組みは参加者が参加費(材料費)を払い、制作にも参加する。
これを世界中から広島を訪れる人達や市民が参加して行おうという計画だ。パネルには参加者の名前を刻み記念Tシャツを贈るなど知恵の絞り次第で多様な対応が可能なユニークな市民運動だ。
核廃絶に正面から取り組む国際的政治活動や世界の都市の市長が結束して核廃絶を目指す「2020プロジェクト」、全米に於ける「原爆展」等広島市の取り組みには大きな期待が寄せられている。一方、30%近い原発の電力に依存する日本では使用済み核燃料の処理方法さえ解決のめどが立っていない。環境問題と表裏のエネルギー問題は今こそ足元から市民レベルでも考える時期に来ている。
地球の延命と平和への思いを千枚のソーラーパネルに託し、平和都市広島にふさわし自然エネルギーの活用で「環境・エネルギー・平和」を実践しようと言う夢のある提案だ。
採用に至るにはクリアーしなければならない規制や基準があるだろう。
広島市民からこうした提案が増えて行くことを期待したい。
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