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2008年5月12日 (月)

初めて知った「族譜」という言葉(1)

 韓国(朝鮮)では、ご存知のとおり「金さん」「朴さん」「李さん」という苗字がご三家で国民の7~8割をしめています。その「金さん、朴さん」も出身地や生い立ちから、いろいろの歴史やいわれがあるそうで、それぞれの家に家計図があってこれを「族譜~チョッポ~」といいます。日本人は火事になるとまず、位牌を持って避難するといわれていますが、韓国(朝鮮)では、この「族譜」をもって逃げるそうです。儒教の教えに従うかの国では、先祖を敬う気持ちが強く、この「族譜」には、我々日本人の及ぶ以上につよいこだわりがあるといいます。

 私がこの「族譜」という言葉に出会ったのは、ごく最近のことでした。
 広島大学を出て、作家の道を歩み、45歳の若さで世を去った梶山季之氏の作品の中に「族譜」という小編があり、それを読んだところから始まります。
 これまでの私にとって梶山氏は、どちらかというとイカガワシイ系作家という程度の認識で正直、あまり読んだことはありませんでした。
 ところが、この作品を読んで彼に対する存念が、がらりと変わりました。

 梶山氏は、幼少の頃韓国で育ちました。多感な折、戦争の真っ只中にあって帝国侵略の大きな誤りを感じ、帰国した後、韓国への思い入れをいくつか作品にしました。
 この「族譜」は、そうした少年期に感じた強いこだわりを作品にしたのです。それは、日本が植民地支配を強めていった時期にその重要な戦略とした「創氏改名」をテーマとしたものでした。
 「創氏改名」という言葉にはじめて接するという若い方々に簡単にご説明しましょう。
旧帝国日本が朝鮮半島を支配した折、朝鮮人を「日本人化」するもっとも手早い方法として、金さんや朴さんという従来の名前を日本名に変えさせようとしたことであす。これによって「金本さん」「木下さん」「金田さん」という名前が誕生しました。
 梶山氏の「族譜」が舞台劇になり、この夏、広島で上演されることになりました。これについての詳細は引き続き明日書かせていただきます。

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