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2008年5月 9日 (金)

お宝拝見「冨嶽三六景」

 久々のお花見にKさんが骨董品と思しき携帯のお花見セットに御馳走をつめて持参した。聞けば由緒ある家の品と言う。広島で十数代続く藩医の家柄の品だ。
 都心から少し離れていたために原爆の被害を免れ今に受け継がれている。
現当主の友人であるKさんが興味を示したので気軽に譲っていただいたという品だが、Kさんは納めて飾るものでなく日常生活に生かすことが大事だという考えである。

 取材を通じて知り合った、この家の先代は著名な外科医だった。広島における東洋医学の研究者であり西洋医と東洋医を戦後いちはやく連携づけて実践された功労者で今の日本東洋医学会の基礎を築かれた功績は大きいと言われている。
 和歌山で軍医として勤務中に終戦を迎え帰郷した焼け野が原の広島で医薬品がなく手当の施しようがない被爆者に「民間療法」という古くから市民の生活の中に伝承されていた身の回りの山野から採れる野草のどを活かした治療に取り組み、後に「原子爆弾傷 放射能の民間療法 伝統の英知」の論文をIPPNW(国際反核医師の会)で発表している。

 翌日、花見のスナップ写真を届けにKさんの事務所を訪ねて驚いた。漆器のお膳や器にいかにも時代を物語る火鉢のどが目に飛び込んできた。江戸期の風刺画?版画や昭憲皇太后(明治天皇の皇后)の肖像画などお宝の山があった。中でも驚くのは葛飾北斎の「冨嶽36景」がそっくり閉じ込めた一冊がある。保存状態が良く色あせていないのが良いと思う。

091091

 素人がとやかく言うべきでないが、旧家の蔵に眠っていたお宝だ。間違いないと思うが一度専門家の鑑定を受けられるように勧めたい。テレビで人気の「なんでも鑑定団」がお宝ブームの火付け役だ。人が持っている「お宝」を専門家が鑑定して値づけをする。意外な物が高価な鑑定を受けたり、高価と思ってきた品が偽物だったりする意外性と持ち主の人柄が実に微妙に表現される上、鑑定士のウンチクが面白いのが人気の秘密だ。
 何でも金銭に換算する点や美術品をパフォーマンスで見せる点など多少の問題もあろうが埋もれた芸術品の発見や古いもの大切にすることを知る上で立派な教養番組だ。
 
 先ずは、Kさんのお宝が高い評価を受ける事をわくわくした気持ちで期待して待ちたい。

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