文字情報の音声化
現在の技術で文字を音声にする試みとして、ブログをポッドキャストにしてみました。
ポッドキャスト:タウンNEWS平和大通り
http://web.mac.com/hiroshima2020/
あるいは世界最大のメディアショップiTunesStoreで「平和大通り」で検索してみてください。
現在、一般に使える音声化のツールは数千円から数万円までいくつかありますが、 読み上げのレベルに、それほど大きな差はありません。
ここで使っているものは数千円の安いツールです。
現在の技術レベルの参考として聞いてみてください。
ちなみに音声化のツールは原稿を書かれる方の校正用としても使えます。
原稿を読ませることで、単に目を通すのとは違ったチェックができます。
念のためにポッドキャストについて説明しておきます。
この数年間、爆発的に売れている携帯音楽プレーヤーにApple社の iPodがあります。
そのオンラインストアであるiTunes Storeは、音楽の売り上げで、世界最大の小売りチェーンであるWAL-MARTを抜いています。
ソニーやパナソニックが圧倒的なブランド力と販売力を持っている日本でさえ、Apple社のiPodは、ここ何年も売上げの上位を独占しています。
そのiPod向けのサービスの一つがポッドキャストで、クリックして登録するだけで、 無料の音声番組を自動的に取り込み、ラジオのように時間に縛られる事なく、好きな時に登録している番組を聞く事ができます。
ポッドキャストはニュースのような情報番組から外国語などの教育番組、そしてエンターテイメント番組も揃っています。
音声による情報は視覚障害に限らず、健常者にとっても、何か作業をしながら聞け るというメリットがあります。
散歩、ジョギング、部屋の片付け、 庭の手入れなど 単純作業をしながら情報を得たり、移動時間や待ち時間などの有効利用にも使えます。
ただ、現状では音声は文字情報に比べ、コンピュータで扱うには桁違いのパワーと容量を必要とし、データベース化も容易ではありません。
視覚障害者用 にデイジー図書 というテープよりはランダムアクセスのし易いものがあるようですが、文字情報に 比べれば、まだまだデータベースにはならないものです。
文字情報の音声化は始まったばかりです。
マルチメディアデータのデータベース化、このあたりをマイクロソフトが高いレベルで完成させれば、ヤフーの買収が失敗してもマイクロソフトはグーグルに追いつけるかもしれません。
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