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2008年5月17日 (土)

競輪場の再評価

宇品にある競輪場は、中心市街地から数キロ離れた場所にある。
そうしたこともあってか、殆どの市民は、競輪場がそこにあることすら知らないかのように生活している。

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日本では、競馬、競輪、競艇、オートレースといった類のギャンブルは、いつの頃からか、イメージダウンを重ね、いまでは普通の市民は、近寄らない場所になってしまった。
主たる観客は年金生活者となっている。
その結果、車券を買う人は減り、売り上げは減少し、主催する自治体にとっては赤字事業になろうとしている。
戦後の市民の娯楽として、地方財政を支えた華やかりし頃のあの姿は、もうどこにもない。
もうその役割は終わったのだろうか。
競馬、競輪、競艇、オートレースといった類のギャンブルは全て、同じ道をたどりつつある。
市民権を得られないまま、消滅しかかっている。
このまんまでは競輪場は市民の迷惑施設となってしまう。
かたや、パチンコの隆盛はめざましい。
なにかおかしい。
欧米のこうした類の施設を見ると、例えば、カナダの競馬場では、その敷地の中に動物園があったり、ゴルフ場のような美しい景観になっている。
街の財産になっている。
イギリスの競馬場では王族が観戦し、貴族の社交の場になっているということはよく聞く話だ。
ギャンブルや格闘技は人間の欲望や本能に近いところにある。
徹底した儀式化とか社交化とかがされないと、容易に犯罪の場になってしまう。
そんな危険性を孕んでいるのがギャンブル施設だ。
相撲や武道は、うるさいまでの礼節やルールが重視されていることで、国技といわれるまでなっている。
モナコでは、カジノは徹底した「上流化」をすることで、市民生活の中に溶け込んだ。
サッカーだって、TOTOが始まり、賭博の対象となった。
競輪は、日本独自の文化として発展し、スポーツとしての競輪=KEIRINも自転車の世界選手権種目にもなった。
競輪=KEIRINをきちんと認知し、広島競輪場を、市民にとって意味のある、楽しい場所として、復活させることが、これからの広島にとっては必要なことだろう。
自転車は地球環境問題を考える上で、重要な交通機関として見直されつつあるだけでなく、まちつくりを進める上で、大きな役割が期待されている。
広島市内には、人口とほぼ同じくらいの約100万台近くの自転車があると思うが、そうした身近にある自転車を、きちんと生活のなかに溶け込ませるためにも、広島競輪場が果たすべき役割はある。
たとえば、「ツールドひろしま」と称されるような自転車レースの拠点にするとか、自転車のルール教室を開くとか等、市民に認めてもらうための工夫をすることが必要だ。
流川の歓楽街やパチンコ店も広島市の魅力の一部として、それなりの役割を果たしている。
平和都市広島市に、競輪は相応しくないと否定してしまうのでなく、それなりの役割を認め、街の中にきちんと位置付け、うまく活用していくことが「自転車都市・広島」を創ることにもなるだろう。

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