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2008年5月15日 (木)

「厚生年金会館」民営化への夢

 ホテルのオーナーのY氏と久々に歓談した。
 家業の建築会社からホテルの経営にシフトして小規模ながらヨーロッパ風の雰囲気の3つのホテルを経営している。
 彼は郵便貯金会館が廃止になる…という方針が示された時「ホテルのノウハウを活かして広島の文化を維持するため協力したい」という強い意思を持っていた。広島で事業に成功した今、事業を通じて地域にお返しをしたいという気持ちが強い。
 結果的には県が買い取りネーミングライツを売って新しい方式で今春からスタートした。

 広島には今ひとつ今後に運営課題を積み残したホールがある。
 広島中央市場跡を厚生年金事業団が買収し、1985年に建設した広島では2001席と最大の収容力を持つホールで、とかく大阪から福岡へ広島をジャンプしていた多くの音楽や演劇などの文化的公演を引きうけて来た広島には無くてはならない箱ものだ。
郵貯会館と同様な経営に問題を抱えた厚生年金会館は2010年を目途に広島市が捌くことが県との間で確認されている。財政再建に懸命な広島市にとって数10億?とも言われるこの会館への対応は容易ではない。

 05年度の利用者数は郵貯が29万4千人に対し厚生年金は34万7千人。営業日数を開館日数で割った稼働率は厚生年金が52%、郵貯が41~2%。収支は郵貯が年6千万円の赤字を出したのに対し厚生年金は宿泊や飲食で補っているので“黒字”と伝えられている。
特に千席以上の座席を持ち赤字経営と言われている国際会議場とアステールプラザを抱える広島市にとって厚生年金会館の買い取りは大きな負担で、運営となると更に厳しい。

 Y氏には後継者はいるがお孫さんがなく事業を今より大きくしていく気持ちは少なく「事業を通して広島のお役にたつ“たしかな経営哲学”」を持ち、大きな夢を抱いている。
 地方の文化施設とりわけ大ホール単体の運営は赤字でそのほとんどを自治体が負担して維持しているのが実態だ。従って、赤字を解消するには大坂の橋下知事のように箱もの運営は大部分を売却、民営化の検討をせざるを得ないのが本音だろう。
 
 人件費がどうなっているか、経費は切リ詰めているか…ホールの照明やマネージメント、飲食にホテルを一体に考えて運営するには現役ホテル経営のノウハウを活かすことで充分なサービスも可能になる…赤字覚悟でも…と、夢が広がる。
あくまでも文化施設として活かす為の新たに競争が生まれればプラスだ。
 厚生年金会館は広島市と市民の共有財産である。意欲のある民間の力を活かし“夢と自信”を結びつけて安定した「新・厚生年金会館}の途が開くことに期待したい。

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